「グランドピアノとアップライトピアノの違い」決定的な違いって?


皆さん、こんばんは。

これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、

兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪


今回は、

「グランドピアノとアップライトピアノの違い」

決定的な違いって?

について、お伝えしていきます。



皆さんは、

グランドピアノと、

アップライトピアノの違いって、



「大きさ・・・?だよね?」

「形じゃない?」

などと、思っていませんか?



確かに、

グランドピアノは大きいです。

形も、違いますね。



でも、

一番の違いは、

そこじゃないんです・・・!



大きく違うのは、


構造なんです。


ピアノは、鍵盤を押すと、

羊毛で出来た、

ハンマーが弦を叩いて、

音を出すしくみになっていますが、



グランドピアノと、

アップライトピアノでは、

鍵盤を押したときに、



ハンマーが弦まで到達する、

仕組みに、違いがあるんです。



まずは、

グランドピアノのアクションを、

図解でご紹介↓

↑このように、

鍵盤と弦が「てこの原理」で、

鍵盤を押せば、

ハンマーが上がって弦を打ち、



鍵盤から指を離せば、

自然に、ハンマ―が降りるようになっているので、

操作に無駄がないんですね。



そして、

アップライトピアノのアクションが、

こちら↓

↑このように、鍵盤を押すと、

ハンマーに行くまでに、

一度「カク!」と90度に曲がり



それから、上に登って、

やっと、弦に到達するわけですが、



真横から弦を打つので、

下から弦を打って、

自然に落ちるグランドピアノとは違い、



タイムロス、エネルギーロスが

発生します。



ですので、

「ターン」や「トリル」「トレモロ」

などの、細かい装飾音も、



グランドピアノほどは、

物理的に入らないですし、



入れようととすると、

かなり指をバタバタさせて、

無駄な動きをしないといけないので、



軽やかな装飾音にはならず、

重く、モタ・・・っとした感じになります。



つまり、たとえ、

速く弾けるテクニックがあっても、

アップライトでは弾けない箇所が多発します・・・



またその方法を、レッスンで、

グランドピアノで教えてもらっても、



家にグランドピアノが無ければ、

その奏法を再現して練習する・・

という事が出来ないので、



中級以上になると、

レッスン室のピアノだと出来るけれど、

お家のピアノだと出来ない・・・」

という事が多くなり、



「速く正確に弾く」

事が、難しくなります。



また、ペダルの構造も、

同様にちがっています。



特に左のシフトペダルを踏んだ時の、

音色の変化は、



グランドピアノと

アップライトピアノでは、

全然違います。




グランドピアノでは、

シフトペダルを踏むと、

アクション全体が右に移動しますので、



ハンマーの弦を打つ位置が、

変わります。



冒頭にも載せた、この画像ですが↓

ハンマーに弦の跡が、

3つ、付いていますよね?



これは、

中音域から高音域の弦は、

3本張られていまして、



いつも、打鍵のたびに、

この位置に3本の弦が当たるため、

跡が付いているのですが、



シフトペダルを踏むことで、

打弦位置がずれて、

2本しか打たなくなるため、



このハンマーの

跡の付いていない部分で、

弦を打つことになるので、

音色が変わり、



2本しか弦を打たなくなるので、

音量も減り、



音が消えていく、

「減衰時間」も変わるため、



これらの変化によって、

多彩な演奏技術に対応できます。



一方、

アップライトピアノでは、



シフトペダルを踏むと、

ハンマーが「ぐっ!」と前に出て、



弦を打つ距離が、

短くなる構造になっています。



このため、

音量は、やや減少しますが、

他の変化は乏しいです。



弾いた時のタッチも、

音の出方も、全然!違いますので、



こちらも、

レッスンで教えてもらったことを、

自宅で再現して練習することは、

やはり、難しいです。



これらの事から、出来れば、

レベルが中級以上になれば、

グランドピアノを持つことが望ましく、



中高生で、音高や音大を目指す方や、

小学生であっても、コンクール入賞を目指すのであれば、

グランドピアノを持つことは必須」と言えます。



グランドピアノは確かに大きく、

お値段も結構します。



うんと小さなコンパクトグランドだと、

アップライトピアノと同じくらいの、



畳一畳分くらいの占有で、

何とか行けるかな・・・

と、思いますが、



割と

家庭用におススメされることの多い

C3だと、6畳間が埋まってしまいます・・・



でも、舞台や試験会場のピアノは、

C3以上である事がほとんどですので、



それを考えると、

最低C3は必要かな・・・

と、思います。



ちなみに、

大きくなればなるほど、

弦が長く張れますので、

低音が大きく、良く鳴りますし、



小さい容れ物に、弦を詰め込む・・・

というような、構造に無理をかけない為、



音の出方、バランスも良くなってきます



この低音が、

小さいグランドで弾いた感覚のまま、

鳴らすと、

かなり!大きく音が出てしまう為、



ここのバランスを取る練習をする事も

必要になって来ますから、

C5以上あると、理想的ですね。



ちなみに、

当教室のピアノは、

C3とC5(現在のC6の大きさ)です。



グランドピアノを持つことは、

色々な意味でハードルが高く、

難しい事ですが、



やはり、

道具がないと、始まりません



本格的に上達を望むのであれば、

良い楽器は必要です。



ただの、楽しみや趣味で・・・

というのであれば、

勿論、そこまでは必要無いです。



でも、

楽器がそれなりなら、

それなりな上達しか望めませんので、



そこの所は、しっかりご理解された上で、

レッスンを受けて頂ければ・・と思います。




以上、

「グランドピアノとアップライトピアノの違い」

決定的な違いって?

について、お伝えしました。




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