皆さん、こんばんは。
これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、
兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪
今回は、「ピアノの部屋」「レッスン室」の防音や音響、その費用や融資の受け方について、お知らせしていきます。
「ピアノを演奏する人に共通の悩み」といえば、
ズバリ!!「防音」でしょう。
レベルが上がるにしたがって、演奏する曲の音量も、嫌がおうにも上がります。
近隣へのご迷惑を考えると、
毎日毎日、長時間、大音量でピアノを弾く事は、
「申し訳ない・・・」と、思いつつ、
かといって、思いっきり気兼ねなく音が出せないと、練習にならないし・・・
「いつでも気兼ねなくピアノが弾ける部屋が欲しい!」
これはもう、ピアノを弾く人間にとって、永遠のテーマであり、憧れである訳です。
しかし問題は、完全防音の部屋を作ろうと思うと「多額の費用がかかること」
そして・・・
現在の私のピアノ室、レッスンを行っている部屋は、
「24時間演奏できる防音の部屋」となっており、
真夜中だろう、早朝だろうが、ガンガンにffでピアノを弾く事が出来ます♪
やっと、念願かなって、防音室を手に入れたわけですが、
いやあ・・・大変でした。
この「教室兼住居」は、以前母の住んでいた、80年の古~い!小さな木造家屋をリノベーションしたもので、昨年末に引っ越しをしたのですが、
・「建物自体がかなり古かった事」
・「お隣と壁一枚で繋がっていた事」
・「駅前の立地で、家やお店が密集している事」
から、
相当しっかりとした防音工事を施さないと、
安心して、レッスンも練習も出来ない・・・!という事で、
かな~り!大掛かりな工事をしました。
以前住んでいた家のレッスン室は、簡易防音だった為、
遅くとも、夜の11時には、練習を終えないといけなくて、
レッスンが遅くまであると、ほとんど練習らしい練習が出来ず、
「いつか、完全防音の部屋が欲しいなあ・・・でも、無理だろうなあ・・・」
と、半ば諦めていました。
何しろ、24時間いつでもピアノが弾ける部屋を作ろうと思ったら、
かなりの費用が掛かるので、
女性一人の世帯で、しかもピアノ講師という、収入の不安定な職業では、
とても住宅ローンなど、組めるはずがない・・・と、
そう思っていました。
実際、数年前に、商工会議所に確定申告書を持って相談に行った時も、
「う~ん・・・ピアノ教室としては、これだけの売り上げがあるのは凄いんだけれど、
一人世帯で・・っていうのは厳しいですねえ~・・・この人が倒れたら、誰が返済していくのって話になりますから・・・」
と言われており、
「もし、色々な金融機関をあたって、融資してくれるところがあったとしても、かなり大変だから、おススメ出来ない・・・」とも言われました。
ですよねえ~・・・
と、私も思いましたよ・・・
でも、当時住んでいた家は私の持ち家ではなく、
この仕事を、レッスンをするために、仕方なく借りて住んでいた家でしたし、
いつかは出ないといけない・・という事は、わかっていた事でしたので、
この、母の住んでいた家を人に貸して、
そのあがりを貯蓄して、もっと歳を取ってから、たまった現金で出来る工事をして、
その時に、住もう♪と考えていました。
そうしましたら昨年、無理やりにでも、その家を出ないといけない問題が勃発しまして、
ただでさえ、コロナ対策でてんやわんやの中、
急遽、リノベーションの為に奔走しないといけなくなったわけです・・・
この経済状態で、一体何をどうすれば・・・?!、と思いましたが、
嘆いていても仕方ないので、とにかく動くしかない・・・!
先立つものが無いわけですから、融資を受けないと、話にならない・・・!
融資を受けるために、まずしないといけない事は、
1、リノベーション工事をした場合にかかる、見積もりを取る
です。
まずは、そこを工事するのに、いくらかかるのかが、分からないといけません。
金融機関に融資相談に行くには、見積り書を持って行かないといけませんから。
その際、2~3社から、相見積もりを取る事をお勧めします。
これは、私も色々調べたのですが、
金額は、その会社によって、かなりバラツキがあります。
ただ、会社によって、使う素材が違うこともよくあるので、
一概に「同じ工事を一番安い所で頼むのがベストではない」という事は、
分かっておかないといけません。
それと、相見積もりを、数社にお願いするのであれば、
見積もりを取るときに、きちんと、
「ほかでも見積もりを取るのですが、よろしいでしょうか」と、
お伝えしておくことです。
見積もりをして、図面を書いて・・って相当な手間と時間がかかる訳で、
会社にとっては、自分の所で工事をしてもらえなければ、
そこは「タダ働き」になってしまうわけです。
会社によっては、「それならうちは、お断りをさせて下さい」と仰るところもあるでしょうし、きちんと、相見積りである事をお伝えする事は、当然のマナーですね。
あと、相見積りをお願いする会社の数が多すぎても、何が良いのか、
混乱して、よく分からなくなってしまいますし、
先に書きましたように、2~3社が良いですね。
私は2社でお願いしまして、決めたのは、
サッシ屋を営んでいる叔父の紹介だった、豊岡市内のリフォーム会社
「三和商事 e-life」さんにお願いしました。
ここに決めたのは、実は、叔父の紹介だったから・・ではなく(笑)
作成して下さった図面を見た時に、
「ここだけは!」と、先にお伝えした内容以外にも、
「お、これはいいな!」と思うような提案がされていたのと、
打ち合わせには毎回、男性の店長さんと、女性のプランナーさんがお2人で来て下さって、
プランナーの方の、女性目線でのアドバイスが凄く良かった事が大きかったです。
あと、もし金融機関で融資が受けられなくても、
会社から、ローン会社のローンも組める・・との事で、
(勿論、利息がお高いんですけどね・・・汗)
金融機関からの融資がもらえないかもしれない私としては、
そこの保険がある事も大きかったです。
金額は、もう一社の方がお安かったですし、
そこの会社も知っている方のご紹介でしたし、
そこもかなり良かったんですが、
それでも、お値段が高くなっても、
「三和商事 e-life」さんのプランは、
「あ!絶対ここがいい!」と思うような、プランでした。
実際、何度も何度も複数回打ち合わせをしたり、
現場を見たり・・・とした時も、
お二人とも、とても親切で、いろんな質問にも丁寧に答えて下さって、
安心してお任せする事が出来ました。
以上、「ピアノの部屋」「レッスン室」の防音や音響、その費用や融資の受け方について、その1を、お伝えしました。
その2に続きます。
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