これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、
兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪
今回は、
「ピアノを続けさせるには!」練習を習慣化させるコツ♪
について、お伝えします。
ピアノに限らず、勉強でもスポーツでも、
何でもそうだと思いますが、
その力を上げていく上で、
大切な事は、
「継続」
です。
「継続して、コツコツ続けること」
が、何より大切なのですが、
これが、
なかなか大変!なんですよね。
最初は、頑張って続けていても、
すぐ、やらなくなってしまう・・・
レッスンをしていると、大人も子供も、
この「練習の継続」が出来ない方が、
非常に多いと思います。
そこで、継続するためのコツ!
一つ目は、
1、20秒ルール
「やろう!と思ってから、
出来る限り早く、
練習に取りかかれるようにする。」
です。
「やりたいと思っている事を、
普段の状況より、20秒早く出来るようにする」
と、いうものなのですが、
まずは、取りかかる前の、
20秒分の手間を減らし、
それができたら、
また、もう20秒減らす工夫をして、
取りかかるまでの手間を、
どんどん!減らしていって、
出来るかぎり早く、
取りかかれるようにします。
これは、ピアノに限ったことではなく、
他のことでも同じで、
結構、有名な研究結果なんですよね。
「やろう・・!」と思っても、
実際にやるまでに、
時間がかかってしまうと、
やる気が、失せてしまう・・・
ですので、
「学校や仕事から帰ったら」
「ご飯を食べたら」
練習をしよう!と思えば、
あらかじめ、
①ピアノの蓋は開けておく。
②ピアノのある部屋の室温は快適にしておく。
ようにして、
ピアノの前を通りかかったら、
「すぐ!弾けるように」
ピアノの蓋を開けて、
鍵盤は、すぐ見えるように、
しておきましょう。
また、帰宅後、
「つい、ダラダラしちゃうんだよね…」
という場合は、
もう、服を着替えたり、
バッグやランドセルを置きに行ったりせず、
そのまま、
ピアノの前に直行しましょう!
そして、
とりあえず、とにかく、
「ピアノの椅子に座る」
ここまでを、
「帰宅後のルーティ―ン」
に。してしまいましょう!
そして、
「とりあえず、一回弾く。」
ピアノの椅子に座ったのだから、
とりあえず、一回弾くんです。
調子が乗
れば、
そのまま何回か弾く事になりますし、
おやつやご飯が気になって、
一回しか弾かなくても、
その日、とにかく、一回は弾いたので、
これが続けば、回数は一回ずつでも、
毎日練習となります。
毎日弾く事が、習慣になれば、
あとは、時間、回数を増やしていくことは、
習慣化する事よりラクなので、
毎日、一定時間の練習習慣が、
出来てきます。
2、小刻みな、目標設定
「最初は、達成しやすい目標をたてる」
です。
1、でも触れましたが、
まずは、とにかく
一日一回でもよいので、
毎日練習することを、目標にします。
毎日、練習させようとしても難しい場合は、
「毎日、ピアノの椅子に座る」
でもいいんです。
弾かなくてもいいので、
とりあえず、
「ピアノの椅子に座る」
今日これで、終わり。
でもいいです。
それが出来たら、
「ピアノの蓋を開ける」
そして、また、これで終わり。
これでも、いいんです。
まずは、とにかく、
「ピアノの椅子には毎日座る」
と、いう習慣を付けて、
小さな目標を、
少しづつクリアしていき、
「毎日、一回弾く」
に、もっていって下さい。
いきなり、
「毎日、3時間の練習!」
などというようなことが、
習いはじめから、
毎日、休まず出来ていれば、
かなり早いペースでの、
上達が見込めますが、
ピアノの場合、
まだ年齢の小さい、
就学前のお子様のことが多いですし、
大人の初心者の方であっても、
そもそも「ピアノを弾く」
という事自体が初めてなのに、
いきなり長時間の練習は、
まず、無理だと思います・・・
大人なら、気合の入った方で、
いきなり初回から、
それくらいの時間を、
練習に費やされる方も、
たまに、いらっしゃるのですが、
弾く事に不慣れであるのに、
最初から無理をすると、
「手のこの辺が痛くて・・・」
「胸のこの辺りが痛くて・・・」
(む、胸・・?!)等々、
明らかに、変な所に力が入って、
いわゆる「ダメな弾き方」で、
長時間、練習してしまう事になりますので、
悪い癖も付きますし、
そもそも、いきなり無理は続きません。
ピアノは、
「続けること」が、とにかく大切ですので、
無理のない、小さな目標から、
大きな目標が達成できるように、
「きちんと段階を踏んでいくことが、
結果、近道」となります。
3、タイマーの活用
「タイマーをセットして、
その時間は絶対、弾く」
です。
毎日、練習が出来るようになったら、
少しづつ、時間を増やしていきます。
テキストが進んできますと、
毎日練習していても、
一回だけ、とか、
5分、10分だけ・・・では、
なかなか、
曲が仕上がらなくなってきます。
レッスンで丸をもらうには、
練習量が、どうしても足りない・・・
と、いう事になって来ますので、
「徐々に練習時間を増やす」事は、
「上達には必須」となって来ます。
そこで、
レッスンタイマーの登場です。
練習開始と同時に、
タイマーをセットして、
終了のアラームが鳴るまでは、
練習をします。
勿論初めから、長時間のセットはせず、
いつもが5分の練習なら、
7分、10分、15分・・・と、
少しづつ、増やしていきましょう。
当教室では、
発表会の記念品として、
レッスンタイマーを
お渡しした事があり、
これを活用して下さってるお家も、
多いようです。
このタイマー、黒の他にも、
白や赤もあって、可愛いんです。
大きさも、
手のひらに収まるコンパクトさなので、
持ち運びにも便利です。
普通のキッチンタイマー
とかでも良いですし、
携帯でも良いですが、
子どものモチベーション的には、
「可愛いタイマーで測る方が、あがる」
みたいですね。
特に女の子は。
ご参考に、
色々,
工夫なさってみて下さいませ。
以上、
「ピアノを続けさせるには!」練習を習慣化させるコツ♪
について、お伝え致しました。
ようこピアノ教室HPはこちら♪↓
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