こんばんは。
これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、
兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪
今回は「ピアノレッスンを受ける上で、気を付けるべきこと」について、お伝えします。
まず、何より大事な事は、
1、時間を守る。
当たりすぎるといえば、当たり前で、至極当然の事なのですが、
意外と守れない方もいらっしゃいます。
この「時間を守る」には、
「お時間丁度にレッスンに行く」という意味も含まれています。
つまり「遅くても、早くても駄目」なのです。
日本人の感覚だと「早めに行って待つ」というのが美徳というか、
マナーと考えられている部分があると思うのですが、
ピアノは西洋楽器であり、西洋の文化を反映しているからなのか、
時間に関しても、いわゆる「グローバルスタンダード」が当たり前とされてる所があります。
西洋では、ビジネスは「時間ジャスト」に、
プライベートでは「時間より数分遅く行く」のがマナーなのだそうです。
早くいくと、ホストの準備がまだだといけないので、
少し遅れていくのがマナー。
で、日本人は海外で「日本人は時間を守らない」と言われているそうです。
つまり「早く来る」から・・だそうで・・・
ピアノレッスンの場合、子供の頃のレッスンでも、
次の子と、時間がくっついていましたし、
受験前も、音大生の時も、
学校のレッスンも常に、次の子とレッスンをがくっついていましたので、
時間ジャストにいくようにしていましたし、
早く着いた場合は、夏だろうが冬だろうが、先生がレッスン室に招き入れて下さるまでは、
廊下で待っていました。
自分の時間が来ていても、前の生徒さんのレッスンが終わっていない時は、
呼ばれるまで、廊下で待機です。
特に、前の生徒さんが演奏されていて音が鳴っているときは、
「絶対に、勝手に入室してはいけません!」
レッスン、演奏の妨げになりますので、
「演奏中の入室は厳禁」です。
これは、当教室も同じで、体験レッスンの際にお願いしていますし、
今はコロナの事がありますので、
前の生徒さんが、教室から出て来られるまでは、お車で待機、もしくは、
玄関に入って、教室のドアの前で待っていただいています。
発表会でも同じで、ホール内への演奏中の出入りを禁止していますし、
会場のドアにも張り紙をしていますが、
それでも毎年、どなたか、守れない方があるので、
いつも頭を悩ませているのですが・・・
発表会に関しての注意事項は、また別の記事でお伝えするとして・・・
遅れて来られる・・というのは、もう勿論論外なのでですが、
これもですね、たまにいらっしゃいます。
「遅れて来られても、お時間内しかレッスンは出来ません」
と、お伝えしてありますし、
たとえ時間が次の生徒さんとくっついていなくても、
皆さん、平等にお時間内のレッスンなのですが、
ほとんどの生徒さんが30分レッスンですので、
30分レッスンの5分遅刻はかなりのロスになります。
初心者ですと、5分あれば、通して弾いて、弾けない部分のアドバイスをして、
2~3回部分練習して、また通す・・という事が可能です。
お時間も勿体無いですし、注意をしても、毎回遅刻して来られると、
「やる気がないのかな・・」と、思いますよね・・・
先生に対しても、心証は非常に悪いので、
気を付けましょう。
そんな訳で、
「レッスンにはお時間丁度に行きましょう」
2、忘れ物をしない
これもですね、忘れてくるお子さん、多いです・・
お家の方も、お忙しい中送って来られるので、
鞄の中のテキストをちゃんとチェックしないまま・・・という事が結構あり、
鞄からテキストを出そうとすると、
音楽ドリルしか入ってない・・とか、
上のお子さんのテキストが間違って入っているとか・・・汗
当教室は、グランドピアノ2台でレッスンするため、
生徒さんに使用してもらっている楽譜は、すべて教室にありますので、
テキストを万が一忘れても、私のテキストを見てもらって弾いてもらう事は出来ますが、
レッスンでの注意点を書き込んであげる事は出来ませんし、
隣で弾きながらのレッスンはしてあげられません・・・
それに、そもそも本来は、テキストを忘れた場合、
レッスンはしてもらえないのが通常ですので、
「テキストを忘れる=レッスンは受けられない」
と、認識して、お家を出られる際には、必ずテキストがレッスンバッグに入っているか、
確認して、レッスンに行くようにしましょう。
3、手は綺麗に洗って、爪は短く切っておきましょう
こちらも、入会の時の注意事項、お約束に掲載していますが、
爪が伸びたままのお子さんも結構多いんです・・・
今はこれまたコロナの事がありますので、
手は綺麗に洗って来られてると思いますが、
爪は・・・
爪が伸びていると、演奏するのに正しい手の形か作れず、
爪で鍵盤が滑ってしまいます・・・
私は、レッスンで爪が伸びている・・と気づいた場合、
保護者の方が一緒に入室されているときは、
保護者の方に切って頂きますが、
そのお時間が5分、10分とかかると、これまた結構な時間ロスですし、
生徒さんお一人で入室されている場合は、
コロナの事もありますし、怪我をさせては・・・と思うので、
私が切ってあげる事が出来ませんから、
爪の伸びたまま、変な指の形のまま、
レッスンを受けて頂くしかないことになってしまっています・・・
おそらく、先生によっては、爪が伸びていたら、
レッスンして下さらない所もあるかと思いますので、
爪はきちんと切って、レッスンに行きましょう。
大きな注意点といえば、以上の、この3点かと思いますが、
細かい注意事項や、これに気を付けられれば、さらによし!
という事項として、
*補足*
お月謝やテキスト代は新札で、
差額の無いよう用意しましょう。
これは、レッスンを受けられる先生にもよるかもしれませんが、
お月謝って字のごとく「その月の謝礼」なんですよね。
「お札には新札を用意するのが通例」かと思いますので、
レッスン代、お月謝は新札でご用意された方が良いですね。
当教室の生徒さんは、私は特に何も言っていませんが、
9割の方が新札でご用意して下さっています。
また、お礼をするのに「お釣りをください」はないですし、
現金を直に出してやりとりしていいのは、レジだけです。
体験レッスン料なども、あらかじめ金額もお聞きなっていることが大半かと思いますので、
きちんと封筒に入れて、用意しておきましょう。
くれぐれも、お財布から直接お金を出して、先生にお渡しする・・などという事をされないよう、ご注意下さい。
子供に渡すお年玉でさえ、ポチ袋に入れて渡しますよね?
ご自身のお子さんが、出かけた先でお年玉を頂いて、
それが「お札のまま」手に握らされていたら、嫌な気持ちになりますよね。
相手は、レッスンをして頂く先生ですから、言わずもがな・・ですね。
最近意外と、体験レッスン料を、お財布から直接出して納められる方が多くなりまして、
ちょっと、びっくりしております・・汗
私よりご年配の先生だと「驚愕!!」されること間違いありませんから、
気を付けましょう。
以上、「ピアノレッスンを受ける上で気を付けるべきこと」について、
お伝えしました。
お問い合せ&ようこピアノ教室HPはこちら♪↓
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