「ピアノレッスン♪子供が嫌がって辞める!て言ったときどうする?」好きこそものの上手なれ♪ピアノは楽しい♪
- ようこピアノ教室 向原葉子
- 6月14日
- 読了時間: 7分


皆さん、こんにちは!
ピアノ指導歴32年。
これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、
兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」
向原葉子です♪
今回は、
「ピアノレッスン♪子供が嫌がって辞める!て言ったときどうする?」好きこそものの上手なれ♪ピアノは楽しい♪
について、お伝えします。
だんだん暑くなってきましたね。
閉め切っているレッスン室は、
早い時期らエアコンフル稼働ですが、
今日は愛猫ニコラス君が主に過ごす、
2階の部屋もエアコン入れたままにしておきました。
お坊ちゃん(猫w)が過ごしにくかったり、
体調を崩すといけないので…
さてさて、タイトルの、
①好きこそものの上手なれ♪レッスン記録
②子供が嫌がってピアノを辞めるって言ったとき
の順で書いていきますね!
どちらから読み進めて頂いてもOKです♪
では、
①好きこそものの上手なれ♪レッスン記録
です♪
Tちゃん(男の子)年中さん ピアノ歴2か月
・バーナムミニブック
・なかよしピアノ①より ちょうちょう
・絶対音感の旗 黒(4本目)
Tちゃんのお母様は、
私の元生徒さんです。
Tちゃんを見ると、
小さな頃のRちゃん(お母様)を思い出し、
私の心は、
すっかり「Tちゃんのおばあちゃま」ですw
実際に、おばあちゃまと私は同年代なのですが、
昔から大変にお若くお綺麗な方で、
今も昔と全然お変わりないので、
久々にお会いした時は、
「時が止まってる…!????」
と、ビックリしました!
なので…
Tちゃんが何をしても、いつ見ても、
「か~わいい~♪」
という感じになってしまいます(苦笑)。
そんな可愛いTちゃんですが、
「さすが!Rちゃんの子…!」
と、感嘆するくらい、
進みが早い…!
習い始めてわずか1ヶ月で、
ミッフィーのピアノ絵本①を終え、
なかよしピアノ①とバーナムに。
今は、
「ちょうちょう」を弾いています♪

でも、習い始めてまだ2か月で、
年齢も4歳ですから、
3,4,5のお指が
たくさん出てくるこの曲は大変で、
1人では弾けても、
私が伴奏を弾くと、
つられてミスをしてしまう…
お家でも、お母様と一緒に練習されてて、
お母様が、
「今日も来る前に、
私が伴奏して練習してきたんですけど、
やっぱり伴奏すると、つられて間違えるんです…」
「で、『出来てないやん!』って叱ったら、
泣きましたw」
って、笑って仰っていて、
でも、それでもレッスンには来るし、
レッスンでも弾いてくれるんですよね♪
ここで、
おまけでマルにすることも出来ますが、
「弾ける子」なので、
おまけでマルをすることはせず、
次回に仕上げとしました。
で、
「もう一週、頑張ってこようか!」
と言ったら、
初めは「今日終わりたい!」と、言っていたのに、
「うん!」
と、とっても笑顔で嬉しそうに頷いたので、
「弾くの楽しいの?」と聞いたら、
「うん!」
と、満面の笑み。
その後も、旗を間違えたりしても、
「えへ!」と笑いながらも、
帰りも、
元気に笑顔でお手々を振ってくれました。
好きってこういうことなんだよなあ…
と、改めて思った次第です。
自分も、
子どもの頃から、上手く弾けなくても、
弾くのが嫌になったことはなくて、
レッスンも練習も好きでした。
(ハイ、おかしいですねw)
合わない先生のときは、
先生は好きじゃなかったけど、
それでも、ピアノは好きだったので、
「先生の会うの、嫌だなあ…」
と思いながらも、
それでレッスンを休んだことは
ありませんでした。
そして、今に至るわけです。
ピアノは大好きで、とても楽しいです♪
で…
それなら、何の問題もないんですが、
問題はこちら。
②子供が嫌がってピアノを辞めるって言ったとき
ですね。
ここで、
「あの~…うちの子、練習が上手くいかないと、
弾くの嫌って言うんですけど…」
「うちも、もうレッスン行かない!って言います…」
「うちなんか、辞める!って言うんですけど…」
という声が聞こえてきます。
ええ…心配いりません。
そういう子は多いんです!
というか、
そういう子の方が多い…
多いんです…!!!www
ここで、
私が入会させて頂いている、
絶対音感プログラムの一音会
「江口彩子先生」の手記の登場なんですが、
彩子先生は、幼少期から、
お母様のピアノ講師「江口寿子先生」ご指導のもと、
ピアノを学んでこられたのですが、
練習が嫌いで、
何度も「ピアノを辞めたい!」と、
お母様の寿子先生におっしゃったのだそうです。
その時、寿子先生はどうされたか…
答え。
「はぐらかした」
です(笑)。
娘に「ピアノを辞めたい!」
と言われるたびに、
「あら、そういえば郵便来てたかしら
?見てきてくれる?」
とか、まったく、
何の脈絡もなく違う話をして逸らし、
はぐらかす…
ということを、
延々と繰り返されたそうです。
で、気が付いたら、
ピアノをずっと続けてた…という事らしいです。
そう言えばうちの母が、
「結局は、親だからねえ~…」
と言っていましたが、
子どもがピアノを続けるのも、辞めるのも、
「親御さん次第」ってことなんですね。
子どもが練習を嫌がったり、
辞めたいって言うたびに、
しっかり向き合って、
「だったら辞めてしまいなさい!」
って、
しっかり答えて、
言ってしまっていませんか?
いますよねw
皆さん、そうなんです。
でも、折角始めたピアノ。
色んな曲が
弾けるようになって欲しいですよね♪
それには何より、
「続ける事」が大切なわけです。
「継続は力なり」
よく聞く言葉ですが、
ピアノって、特にこれが物凄く大事です。
それに困ったことに、
途中で、
しかも初歩の段階で辞めてしまった場合、
そこまでやったことはちゃんと残ったりしません。
習う前の、最初の「1」の段階に、
戻ってしまうんです。
折角積み上げたものが、
全部チャラになって、レベル1からやり直しです。
だからこそ、これまでかけた
お金と時間を無駄にしないためにも、
子どもが何を言おうと、
「ピアノはやめない。やめさせない。」
という、固い意志を持ち続ける事なんです。
Tちゃんのように、私のように、
弾けなくても練習が好きで、
泣きながらでも練習する子は、ほとんどいません。
「それくらい、
好きでいてくれたらいいんだけどなあ~」
と思われるところですが、
そんな子はほとんどいませんし、
Tちゃんのお母様Rちゃんも、
「やらされてたw」っておっしゃってました。
私しても、
「好きだったから」とは言っていますが、
母は大変厳しい人だったので、
ピアノを習う時に、
「習っている以上、お母さんに言われなくても、
毎日練習する事!」
と言われ、
それがピアノを習う時の約束でした。
それを万が一でも破ったら、
「どんな恐ろしいことが待っているかわからない…」w
と思っていたので、
口が裂けても「辞めたい」なんて言えなかったですし、
練習をサボるなんてことは、出来ませんでした。
時代は昭和でしたので、
令和の今と決して同じには出来ませんが、
練習が出来ていなくても、
とりあえずとにかく!
レッスンに連れてきてくれさえすれば、
「私がなんとかします!」
「弾くのが嫌だ…」といえば、
一緒にその曲をドレミで歌ってもいいし、
「歌いたくない…!」
といえば、マグネットでその曲を作ってもいいし、
フラッシュカードで音符を読む練習を、
ゲーム感覚でやってもいいです♪
音感訓練だけやってもいいし、
それも嫌なら、当てずに色だけ塗ってもいいです。
そうこうしているうちに、
知能が上がってくるので、
それまで大変だったこともラクなってきますし、
辛抱もきくようになります♪
レッスンだけでしかやらなくても、
それでも、やっていれば幾分か弾けるようにはなりますし、
弾けてなくても読譜は出来るようになってきますし、
何なら、音感はつけられるかもしれません。
ちなみに、絶対音感を付けると、
IQが平均で10以上上がると言われています。
楽譜を見てピアノを弾くという行為も、
前頭前野の発達に非常に良いとされているので、
小さい頃からピアノを習う事は、
たとえ、ラクラクに♪
ピアノが上手く弾けるようにならなくても、
「地頭をよくする、脳を鍛える」
ことには1役も2役もかってくれますから、
やらない手はないのです!
要は、
「気長に気楽に構え、穏やかな心で見守ってあげる」
事が大切です。
「もうそんなに嫌ならやめてしまいなさい!」
とは、決して言わないように、
どうぞ頑張ってみてください!
心が折れそうなときは、
どんどん私に愚痴って下さって構わないので、
一緒に頑張って、はぐらかしましょう!w
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