皆さん、こんばんは。
これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、
兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪
今回は、「ピアノ発表会で気を付ける事、注意点」について、お伝えしていきます。
練習もしっかり出来て、仕上がりも上々!
ドレスも靴も用意できたし、美容院の予約もバッチリ!!
あとは、いよいよ本番・・・!ですね。
当日の注意点としましては、
①「絶対に遅刻しない」
何より、まずこれです。
どこのお教室の発表会でも、
これは鉄則ですね。
当教室では、昨年はコロナ渦での開催でしたから、
例年通りのリハーサルはしませんでしたが、
(皆さんの、会場での滞在時間を出来る限り短くするためです)
いつもはリハーサルがあります。
リハーサルの前に、私が舞台上から「注意事項」を説明するのですが、
その説明をする時に、集合場所にいない方が、
いつもどなたか、存在してしまうんですよねえ~・・・
ある程度の事は、グループラインでも、
かいつまんでお知らせしていますし、
レッスン内でも、直接お話ししているんですが、
出番の5番前になったら、
舞台裏を通って舞台袖に移動する道順も、
当日直接、説明しながら誘導しないと、
分からなかったりしますし、
「これはダメですよ!という事を、
やってしまう方もあります・・・
そういった注意点の説明の時にいないと、意味がないので、
「絶対に遅刻しないよう、
集合時間には、集合場所にいらして下さい」
あとから、個別にご説明をしているお時間はありませんので、
くれぐれも、気を付けて下さいね。
また、早めに来て、きちんと「おトイレの場所や楽屋の場所を把握」し、
出番の前には、おトイレを済ませておきましょう。
②「夏場でも、
本番直前まで上着を着ておく」
子供は、やはり暑がる子が多いので、
夏場だと、ノースリーブのドレスのまま、
会場にいるお子さんをよく見かけますが、
会場は冷房が効いていますので、
そのままでいると、
出番までに、肩や腕が冷えてしまいます。
緊張すると、ただでさえ、筋肉が冷たく固くなり、
腕や指が思うように動かなくなってしまいますから、
夏場でも、薄手の上着やショールなどをご用意して頂き、
名前をコールされるまで、羽織っておいて下さい。
③「冬場は、手袋、カイロを忘れずに」
会場に暖房が効いていても、
緊張すると、手は冷たくなってきます。
出番直前まで、手袋をしたり、カイロで手を温めるなどして、
手を冷やさないようにしましょう。
④「失敗を怖がらず、楽しんで演奏しましょう」
これは、①と同じくらい大切な事です。
練習を沢山頑張った事は、
先生もお家の方も、よくよく・・!分かっています。
緊張したら、普段出来ていることが出来なかったり、
「え?なんでここで??!」
みたいなところで間違えたり、
突然、頭が真っ白になって、
暗譜が飛んでしまう事がある事も、
誰よりも、先生が一番ご存じです。
(ピアニスト、本番あるあるですから・・・)
そんな時は、慌てず、
分かる所から弾きましょう♪
当教室では、本番前のレッスンで、
前後の生徒さんに聴いてもらったり、
動画を撮ったりして、
「緊張したらここが危ない・・!」という所を、
それで確認して、
「楽譜のどこからでも弾ける練習」をしています。
ですので、「あ!」となっても、止まらず(止まるのが一番良くないので)
すぐ次から弾ける・・・ハズですが、
そこまでやっていても、
「出て来ない時」はあります・・・
そんな時も、慌てず、
「私は(僕は)間違えていませんけど、何か?」
という涼しい顔で、弾けるところから、平然と弾いて下さい♪
そして、最後のお辞儀の時も、
しっかり「笑顔」で、
「聴いて頂き、ありがとうございました」の気持ちで、ご挨拶します。
プロのピア二ストだって、
その日の調子で、結構大きなミスをしたりします。
私も何回も、色々やらかしています・・汗
(分からなくなって、数小節、適当に作曲して弾いたこともあります・・・(笑))
舞台は水物ですので、ミスはつきものです。
ノーミスで演奏出来れば、それが一番ですが、
ミスしたらと言って、そんなに落ち込まなくて大丈夫です。
本番まで、練習を頑張った事。
舞台でたった一人で演奏を頑張った事。
本番を楽しめた事。
それらが、何より大切です。
発表会を頑張った事は、
子供を精神的に大きく成長させます。
勿論、出来る限り大きなミスが無いように、
しっかり!練習した上での話ですので、
練習はしっかり頑張って、
悔いなく、本番に臨みましょう♪
舞台は、僅か数分であっても、貴重な成功体験となりますし、
とても大きな達成感が得られます。
皆さんにとって、素敵な発表会となりますように・・・
以上、「ピアノ発表会で気を付ける事、注意点」
について、お伝えしました。
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