ピアノ指導歴28年。
これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、
兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪
今回は、
「「ピアノ練習」
弾いている場所を見失うのは、なぜ?
その対処法」について、
お伝えしていきます。
ピアノを弾いていて、
「あれ?今どこを弾いていたっけ????」
となる事、ありませんか?
これ、初心者の大人の方に、
非常に!多いです。
・弾いている場所を見失う理由
それは・・・
「弾いている途中で、鍵盤を見てしまい、
譜面から、目を外してしまうから」
です。
「え・・・?!
だって、鍵盤見て確認しないと、
何の音を弾いているか、
わからないんですけど・・・???」
という反応、言葉が大半なのですが、
はい!では、
・対処法です。
譜読みをしているとき、
まだ、楽譜を覚えていない時は、
「基本、
楽譜から目を離してはいけません」
①まず、楽譜上の最初の音の所へ
書かれてる指番号で指を置き
②そのまま、手を動かさず楽譜を見て
③出来るだけ、下(鍵盤)を見ずに、弾く
音が飛ぶときや、
位置が不安な時は、
前を(楽譜を)見たまま、
ちらっ・・・!とだけ、
手元を見て確認します。
ガッツリ!!と、下を向いて、
鍵盤を見てしまうから、
楽譜のどこを弾いているか
分からなくなってしまうので、
ご自宅での練習でも、
「出来る限り、
鍵盤を見ないようにして、
練習しましょう♪」
多分、初めは、
上手く出来ないと思います。
子供だと、あまり深く考えずに、
「楽譜を見て弾いてね~♪」
と言って、
音符を指で示してあげると、
それを見ながら、
(どちらかと言うと、それしか見ずに(笑))
音が間違おうが、お構いなしに、
言われた通り、私の指の動きをみて、
鍵盤を見ずに弾いてくれますし、
音感訓練で耳の良い子が多いので、
間違った時だけ、音を聴いて気づき、
鍵盤を見て確認・・・
という事をしてくれます。
そして、それを繰り返すうちに、
自分の手では、どのあたりがどの音で・・・
という事が、感覚的に分かってくるので、
ほぼ鍵盤を見ずに弾く、譜読みをする・・・
という事を、
自然にやれるようになってきます。
でも、大人は、
「外すのが、コワい・・・!!」
んですよね・・・
音を外したからと言って、
私が怒るわけでも、
お家で、
ピアノさんに叱られるわけでもないのですが、
「いやあ~・・・!
外したらどうしよう・・・!!」
という心理が、
強く働くらしく、
楽譜と鍵盤を、
「上見て、下見て、また上見て!」
と、目まぐるしく繰り返し、
「あああああ・・・!!
かどこ分からなくなりましたああ・・・・!」
と、仰る大人の生徒さん、
多数です。
きっと、滅茶苦茶、
首が疲れるハズ・・・
「いかに、ラクしてピアノを弾くか」
が、昨今のピアノ業界のテーマでもあります。
数分弾いて疲れていては、
長時間の練習は出来ませんし、
演奏会なんて、一回したら、
寝込まないといけなくなります・・・
そもそも、
練習ですぐ疲れてしまうと、
ピアノのお稽古自体が、
しんどくて続きませんよね?
肩の力を抜く事もですが、
首も激しく上下させずに弾きましょう♪
くれぐれも、
「譜面から、目を離さないように!」
弾いているところを
見失ってしまう方は、
ぜひ、鍵盤を見ずに弾く練習を、
少しずつ、やってみて下さいね。
以上、
「「ピアノ練習」弾いている場所を見失うのは、なぜ?
その対処法」
について、お伝えしました。
ようこピアノ教室HPはこちら♪↓
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