皆さん、こんばんは。
これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、
兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪
今回は、以前に受けた母校である「大阪音楽大学」が、受講希望者に毎年夏に行っていた、
研修に行った時の内容、感想をお伝えしていきます。
この講座、以前は毎年行われていまして、凄く勉強になるし、講師の知り合いも増えますし、毎年楽しみにしていまして、
行けない時があっても、レポートが広報誌に掲載されるのを、いつも楽しみしていました。
でも、数年前になくなってしまいまして・・・
大変残念です・・・
私が行っているときでも、そんなに受講者が多くはなかったので、
受講者が減ってしまって、開催が難しくなったのかなあ・・と、思ったりしているのですが。
しかし、もう7年も前になるんですねえ~・・・
お陰様で、生徒がどんどん増え、毎年この研修が行われる時期は、
夏のコンクール前の忙しい時期の平日で、
しかも私は遠方なので、泊りでないと参加できず、
次第に行けなくなってしまいましたから・・・
でも、本当に色々、楽しく勉強になる講座が盛りだくさん!でしたので、
その時の記事を、こちらにアップして、皆さんと共有できれば・・と、思います。
では、どうぞ!
↓
8月1日、2日と泊りがけで、
母校の指導者研修に参加してきました。
1日(金)ピアノ指導 応用編 【1限目】
講師:植田 理恵子先生
「あっとおどろく”わはは”なレッスン!」
~生徒を長続きさせる、レッスンの工夫と秘訣~
この講座、スゴく面白かったです!
受講枠は30人だったはずですが、その倍近く受講者がいて
先生もマイクをご使用でしたが、
いや、いらないでしょ~・・!
っていうくらいお声が大きく、とってもパワフル!!
何度もマイク、ハウリング起こしてました(笑)
講義を受けている先生方の、恐らく皆さんが、
「植田先生のレッスンを受けている気分」だったのでは、と思います
「こんなレッスンだったら、
特に子供は、毎回レッスンに来るのが楽しみなんじゃないかな~♪」
と思うくらい、爆笑だらけなんです。
でも・・・
こんな「スゴイこと」、皆さん出来ませんよねえ~・・・
とも・・・
何故かというとですね・・・
曲のイメージを沸かせるために、植田先生は、
その生徒が弾いている曲に合わせた扮装で、いつも待ち構えているそうなのです。
モーツァルトの曲なら、
ナントドレス姿にくるくるカツラ姿で待っていたり
パイレーツオブカリビアンなら、ジャック・スパロウよろしく、
帽子をかぶり、海賊になりきって、
「おうっよく来たなっ!待ってたぜっ!ふははははっ!!」
と、出迎えるんだそうです・・・
す、凄すぎる・・・
慣れている生徒さんは、「またか・・・呆」
みたいな顔をされたりするらしいのですが、
最初はびっくりするし、かなりのインパクトですよね~
実際、かなり気分は乗ると思います♪
私も、曲についてイメージを沸かせるために、
色んなお話をすることはありますが・・・
コスプレまでは・・・・汗
植田先生は、声楽科のご出身との事で「なるほど~」
声楽科出身の先生は、バイタリティ―とアイデア溢れる方が多いですね♪
その出たアイデアを「恥ずかしがる事無く出来る」というのも、
声楽科出身の先生の強みですね。
ピアノ科出身者には、ちょっと・・・・汗
私も、ヤマハ時代には、着ぐるみを着させられて「いもむし」になって、
演歌を歌わされたり、
「セーラームーン似」な衣装を着させられて、踊らされたり・・・
色んなことをさせられてきたので、
「羞恥心の線」がいくつか切断されている部分はありますので
出来ない事はないですが、
そこまでやると逆に生徒が引くかもしれませんね~・・・w
曲の雰囲気に合ったCDをかけて出迎えるとか、
そういうことでも・・・と、おしゃっていまして、
参考に出来そうな事も色々教えて頂きました。
うちの教室は小さい子が多いので、色々、ネタを考えたりしていますが、
仕入れないと、ネタも尽きてきますからね~
色々、たくさん仕入れましたから
さらに熟考したうえで、レッスンでいろいろやってみたいと思っています。
割引もきいたので、ご本も2冊購入してきました♪
小さな子供の場合、集中力は長くは持ちません。
ですので、いかに飽きさせないか・・・・!が、大きなポイントとなって来ます。
(*「ピアノ初心者のレッスン内容」という記事にも詳しく載せています。)
私は、3~4歳の就学前幼児の場合、
30分のレッスンの間、
・歌ったり
・リズムを叩いたり
・ピアノを弾いたり
・音感訓練をしたり
を、色々品を変えて、数分ごとにやっています。
座る場所も、ピアノの椅子にずっと座らせず、
リズム訓練する時は別の机、音階を歌う時は、鍵盤シートの前。など、
子供が気分を変えてられるよう、
わざと、あちこち移動させています。
子供が飽きてきそうな雰囲気を察知したら、
「すぐ!別のこと」にチェンジです。
そうすると、
「え?もう終わりなの?まだやりたい!!」
という言葉を引き出せるんです。
帰りたくなくて泣き出す・・・(笑)という弊害もあるにはありますが、
行くのを嫌がって泣いたりするより、当然断然!いいですよね♪
以上、「大阪音楽大学 指導者研修 その1」~小さな子供のレッスンについて
をお伝えしました。
その2に続きます。
お問い合せ&ようこピアノ教室HPはこちら♪↓
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