ピアノ初心者が「間違いがちな練習方法」とは

最終更新: 3日前


これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、

兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪


今回は「ピアノの練習方法」について、お伝えしていきたいと思います。


特に、初心者の方の場合、

こういう練習方法、やっていませんか?


それは・・・

間違えるたびに、最初から戻って弾く


ハイ。これ、間違っています・・・汗


特に子供に多いのですが、

間違えるたびに、一番初めに戻って、曲の頭から弾き、


また同じところで間違えて、

また初めから弾く・・・


つまり、これをやり続けると、

「弾けるところはさらにどんどん上手くなり」(まあ、これはこれで良いとも言える・・)

弾けない所は、いつまで経っても弾けない」のです・・・


習い始めの頃は、曲も4小節とか8小節とか、

とても短いので、それでもまだいいのですが、


曲が少しづつ長くなり、難しくなってくると、

難しい部分、上手く弾けない部分の「部分練習」をしないと、

曲はなかなか仕上がりません


小さい子供は、最初からの流れで曲を覚えているため、

(楽譜も見ていなくて、耳で覚えていることが多い)

途中から弾いてね」と言っても、

なかなか、それが出来ない事が多いんですよね。


なので、レッスンでは、出来るだけ弾いているところを、

目で確認しながら弾くように言葉かけもしつつ、

途中からでも弾く練習をします。


大人の場合は、それを伝えるだけで、

「あ!そうですよね!分かりました!

うわあ~・・・汗・・途中から弾くの、難しいですう!!」


と、言いながらも、即頑張って弾こうとしてくれますが、

子供はですねえ~・・・


ええ?!最初からでないと弾けないもん!

出来ない~無理~!

とか言ってですね、


何度言っても、最初から弾こうとする強者(苦笑)がいる訳です(笑)


なので、ここは本当に「生徒との根競べ」なのですが、

ううん、ここから。

でないと、いつまで経ってもここ弾けないよ?

と言って、弾けない所から弾かせます。


それでも、また最初から弾こうとする子はいるので(苦笑)、

ううん。違うよ。ここからね


また勝手に弾く生徒・・・(苦笑)

ううん。〇〇ちゃん?こ、こ、か、ら、よ?」(だんだん口調、強くなります(笑)


それでも、我が道を行く、自分の信念(笑)を持って突き進むタイプ子はいる・・・

先生は、それに負けてはいけないのです!

〇〇ちゃん~??!ここから弾きましょう!」(目が少し怖いです(笑)

生徒も、ついに諦めて、しぶしぶ途中から弾いてくれます。


自分が「こうしたい!」という気持ちの強い子などは、

思い通りにならなくて、泣きだす子もいますが、


それに動じずに、途中からちゃんと弾かせて、

途中から弾けたら、しっかり褒めてあげます♪


現在小学3年生のYちゃんは、

途中から弾く事が苦手で、お家でも最初から弾く事を何回か弾いて、

練習は終わり!という感じで、


以前は、(苦笑)レッスンで、途中から部分練習をさせようとすると、

泣いて抵抗していたのですが、


現在は、発表会の曲の、うまく弾けない所、難しい所に付箋を貼って

部分練習」をする回数を書いて、回数分練習してくるようにお話しすると、


自分から、

先生!ここも上手く弾けないから「〇回練習」って書いて!!

と言ってくれるようになりました。


そして「ここ、1日5回って言ってたけど、10回やったよ!

と、誇らしそうに話してくれるようになったのです♪


ピアノスタディ⑤レパートリーより「短い物語」♪↓



子供が嫌がる事でも、大人が諦めずに子供と向き合う事って大切ですよね。


こちらが「まあいいか~…」となって、諦めてしまうと、

その子はそれが出来ないままになってしまいますし、


嫌がって泣いたら、自分の要求が通った」と思ってしまうのは、

よくありませんよね。


勿論、子供にも気分の優れない時もありますし、

言い分がありますから、

そこはきちんと聞いてあげた上で、


どうして、今こうしないといけないのか

という説明を、子供が分かるように、きちんとお話しすることが大事だと思います。


きちんと気持ちを聞いてあげて、お話をすると、

子供も「大変だなあ」「嫌だなあ」と思っていても、

そのうち、わかってくれるようになります


時間は勿論かかりますが、

焦って早急に事を進めても、上手くいかない事の方が多いので、

じっくり、ゆっくり、根気強く向き合います。


ちなみに、上級者も、この部分練習はやるんですよ!

というか「そればかりやっている」といっても過言ではないのではないでしょうか。


違うのは、回数が「何回」ではなく、

一回の練習で「何十回」「何百回」と、回数が格段に違う事と、

メトロノームを使って、その難所が、一定のテンポで弾けるように練習します。


演奏する楽曲の音域が広く、音量も大きい時は、

カウント音も大きく、ピアノの音でかき消されても、振り子の動きでカウントの分かる

振り子のメトロノームの方が良いです。


電子のメトロノームは電子音で、カウント音は小さいですが、

速度も1メモリずつ変えられますし、

軽くて小さいため、持ち運びに便利です。

両方、揃えて持っておくのがベストですね!


メトロノームに合わせる事って、とても難しくて、

初心者はすぐには出来ない事が多いです。


あとは、仕上げ段階に入ってから「片手ずつのゆっくり丁寧な練習」をしたりとか、

両手で「超ゆっくりの暗譜」とか「左手のみの暗譜」とか、


プロが聴いても「ちゃんと弾けている」というレベルに持っていくためには、

ただ「楽譜通りに、音符が弾けました」ではダメなので、

より丁寧で緻密な練習をしたうえで、表現の仕方も研究します。


ピアノって奥が深くて、なかなか思う通りの演奏が出来なかったりしますが、

だからこそ、楽しいし面白い♪と思います。


先述のYちゃんも、

ピアノって楽しい♪なかなか思うように出来ないから!」って

言ってました。


簡単に出来てしまう事って、その時はラクで楽しい♪と思えますが、

その楽しい♪が持続しないんですよね。


簡単に出来なくて、時間がかかったり、苦労をする方が、

出来た時の喜びが大きい」ので、


達成感も大きく「また、次も頑張ろう!!」って思えます。


直ぐにはすらすら弾けるようにならないけど、

出来た時はとっても嬉しい♪

そんな、ピアノが大好きな子がたくさん増えてくれると嬉しいです。


以上、「初心者が間違いがちな練習方法

について、お伝えいたしました。



お問い合せ&HPはこちら♪↓

ようこピアノ教室

7回の閲覧