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  • 「ピアノ初心者のレッスン内容」大人編♪

    こんばんは。 これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、 兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪ 今回は、「ピアノ初心者のレッスン内容 大人編」です。 子供の場合と違って、大人の場合は、 言葉で説明すればご理解頂けるので、 その点では、こちらもレッスンが進めやすいです。 難しい事をする・・となっても、 ぐずったり、泣いたりもしませんし・・・(笑) (ちなみに、ぐずったり泣いたりする子供の扱いは得意です!何気に自慢(笑)) 話が逸れました・・・ ですので、大人の場合は、 子供と同様に「真ん中のド」を見つけて、 そこが楽譜で書くと、どこなのか・・・という事を、 楽譜を見ながら教えていきます。 楽語や拍子の説明とかも同時に行って、 まずは「情報をしっかり説明」します。 「今から、楽譜にあるこの音を弾きますよ~」という、前情報ですね。 (大人の場合は、まずは頭で分かっていないと進めないことが多いので) でも、「さて、弾きます!」・・となったときに、 かなり身構えてしまう事が多いので、 「まっすぐ背中を伸ばして座ったら、力を抜いて下さいね」 とお話しします。 テキストは、基本この2冊を使用することが多いです。 「おとなのためのピアノ教本」と「バーナムミニブック」 バーナムのミニブックは、小さい子供の導入にも使用しますが、 一曲4小節という、短い練習曲の中に、 「段階的にテクニックを習得できる要素」がしっかり!詰まっているので、 子供のみならず、大人の初心者の方も、 無理なくテクニックを習得できます。 1番は「歩こう」 右手の1番(親指)と2番(人差し指)を動かして「歩く様子」表現します。 1番の指というのは、本来「物を握るように出来ている」ので、 中に手の中に入ろうとするのが普通なのですが、 ピアノを弾くときは、これを握らず、 「縦に」動かさないといけないんですね。 ですが、弾く事にまだ慣れていない、習い始めのうちは、 どうしても手に力が入ってしまい、 この1の指が上手く動かないんです。 上級者になっても「1の指」については、 よく注意を受ける所なので、 (音大時代の恩師も、いまだに師匠に「1の指!」て言われる・・・ と、仰っていました) 初心者が、1の指が上手く使えなくても当然なので、 出来る限り力を抜いて、 ラクに弾くようにします。 簡単で単純な練習曲だからこそ、 「手の形」や「動かし方」「脱力」に意識を持って弾くように、気を付けます。 2番は「ホッピングしよう」 「スタッカート(その音符の半分の長さで演奏する)」が出てきます。 いわゆる「切って」リズミカルに弾くので、 「ホッピングしている様子」を表現できます。 右手と左手を交互に弾くようにもなっているので、 間が空かないように、素早い右手と左手の移動が必要になります。 この短い2曲で、これだけの事を学べる訳です! バーナムって、良い教材ですよね~ 「おとなのためのピアノ教本」も、 大人が読んで理解して進めるよう、 楽譜の読み方、記号の名前などが最初に記載されていて、 譜面と一緒に手の写真も載っています。 拍の数え方も載っていて、 レッスンが終わって、自宅に帰って練習する際も、 これを読むと、 「ああ!そうだったな・・・!」と、思い出しながら練習出来ますね。 大人の生徒さんの場合も、子供同様、個人差はありますが、 やはり、まだこれからいろんなものを吸収する小さい子供と違って、 「すんなりとはいかないことが多い」ですし、 大人としてのプライドもあるので、 「出来ない・・・!(泣)」となると、やる気が削がれてしまうので、 どちらかというと、子供以上に、出来たところを褒めて褒めて・・! 励ましながらレッスンすることが多いです。 大人のなると、本気で叱られることも減って来ますが (最近は仕事でも、そんなに酷く叱られる事ないですよね?) 凄~く!褒められることもまた、無くなって来ますよね。 こういうお稽古事で褒めてもらえると、承認欲求も満たされますし、 「さあ!また仕事も頑張るぞ!!」と思えれば、 日々の生活に張りも出ますね♪ 私自身も、この年齢になると、もう親も両方とも亡くなりましたし、 ピアノ講師で個人事業主なので、上司もいませんし、 叱られる事って、自分の師匠からレッスンの時に・・・(汗)くらいです。 お褒めを頂く事は、ごくごく稀・・・(苦笑)ですが、 まあ、これは一応ピアノを専門に学んできたので、師匠が厳しくて当然として、 (そうでないと困りますし・・・) たまにお褒めの言葉を頂くと、とても嬉しいですし、 曲があがって、新しい曲を頂くのも、とても嬉しく、 そんな時のレッスンの帰り道は、 「ワクワク♪」で「ご機嫌♪」です。 ですので、大人になった皆さんにも、 是非、この「ワクワク♪」と「ご機嫌♪」を、体感して頂きたい・・・! と思っています。 大人になってからのレッスンは、 子供の時とはまた違った、楽しさと充実感があります。 習いたくなったら、気負わずに、 まずは体験レッスンへ是非どうぞ♪ 以上、「ピアノ初心者のレッスン内容 大人編」をお伝えしました。 お問い合せ&HPはこちら♪↓ ようこピアノ教室

  • 「教室リニューアルオープン♪新装移転しました♪」

    こんばんは。 これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、 兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪ 今日は、今年1月に、リニューアルオープンしました、 当教室について、お伝えしていきたいと思います。 昨年12月末に、豊岡市幸町から、豊岡市寿町の現在の住居兼教室に、 「新装移転」致しました当教室♪ 住居の一部を除き、内部は総リフォームを致しまして、 特に教室には一番!費用をかけました!! (ちょっと玄関の画像、ぼけています・・すみません) ではまず、この教室の最大のアピールポイントは「防音・音響」にあります。 当教室は「プレミアム」にしました♪ おおよそ「50dBの遮音性能」です。 100dBある、というピアノの音が、 身近な騒音レベルですと「エアコンの室外機」や「小さな話し声」程度になるのです。 それがさらに、玄関のドアを隔てると、ドアに耳を近づけないとほとんど聴こえません! 教室内には、音を吸収する「オトカベ」がピアノの前面に貼られています♪ うちは、お隣とも壁一枚で繋がっているのですが、 うちの玄関と階段、お隣も廊下を挟むので、 「なあ~んにも!聴こえれへんで!!(笑)」と仰ったくらい・・・! 駐車スペースを挟んだもう片方のお隣の方も、 「え??!弾いてた?いつ?嘘?!なんにも聴こえない~! 聴きたいときはどうしたらいいの?」と仰ったので・・・ それならばと安心して、真夜中でも大音量でバンバン!!弾いております♪ 壁の分厚さもこの通り! 30cmくらいあります♪ ドアもかなり重たいので、本当に指を挟まないように、気を付けています。 以前の教室だと、簡易防音だった為、夜11時までと決めていたので、 (お隣の方にはいつも申し訳なく思っており、よくお菓子持って行ってました(笑)) レッスンが終わってから、ご飯を食べて、翌日の生徒達の曲をさらっていたら、 ほとんど自分の曲を練習する時間が無く、 疲れて夕食後、つい、うたた寝なんかうっかりしてしまった日には、 「わあ~!!汗 もう30分しかない!!」 なんてこともしょっちゅうでしたが、 今は疲れていても、レッスン後、安心して仮眠を取り、 夜中12時あたりから練習したりしています♪ 勿論、この2か月間、苦情が来たことはありません。 締め切った部屋で、ガンガンにピアノを弾いていると、かなり耳が疲れてくるのですが、 音響にもこだわりましたので、耳が疲れて練習を中断する事がなくなりました。 余計な残響をカットするように仕上げて頂いているので、 「しっかりと音を確認」できるようになっております。 長時間の練習がしやすいのも勿論ですが、 音がしっかり確認でき、綺麗によく聴こえる・・・という事は、 生徒が音をよくよく聴いてレッスンを受けられる・・・という事なので、 レッスン環境が、非常に良くなりました♪ 実際に、連弾等で、よりよく相手の音も自分の音も聴かないといけない場合、 (今はコロナの事があるので、連弾は2台で行っています) しっかり聴けてしまいすぎるくらい(笑)で、 2台のピアノの、僅かなピッチの狂いが気になってしまい、 気持ち悪くなり・・・ 搬入後の調律から、2カ月経っていないのに、 調律をお願いしたら(ピアノは移動させると、音が狂いやすくなります) 僅かなピッチの差だったらしく、 調律さんが、チューナーでみて下さって、 「あ~・・わずかですねえ・・・非常に良い耳をお持ちで」 と、お褒め?頂きましたが、 でもこれ、その時連弾をしていた、私の生徒も気付いたんです。 私が「わああ~・・・気持ち悪い!そっちのピアノのピッチ低い!」 と言ったら、 生徒も「うん。先生のピアノの方が高いね」と言いましたから。 聴く事は楽器演奏において、基本中の基本!なので、 レッスン室が、良く音が聴こえる環境になったことは、本当に何よりだと思います。 あと、ここまで防音をがっちり!しますと、 換気もしっかりしないといけません。 今はコロナの事もありますし・・・ かといって、音が漏れてはいけないので、 専用の24時間換気システムを導入しました♪ 前の教室だと、湿気が凄かったので、 それこそ24時間除湿機を回して、なんとか!ピアノに一番良い 湿度48~52パーセント辺りを保っていたのですが、 今は、防音、音響、換気とピアノにとって、とても良い環境になった為、 除湿機は全く必要なく、 逆に加湿器を作動させないと、30パーセント台までに乾燥しすぎてしまうので、 空気清浄加湿機で、湿度を40パーセント台に保っています。 これは人にとっては、少し乾燥しており、 コロナ撃退にも、湿度は必要ですから、 この空気清浄加湿器を、生徒の座るピアノの椅子の真後ろに設置して、 生徒達に、常に加湿清浄された、綺麗な良い空気が行くようにしてあります♪ そして、室内は見てのとおり、私の大好きな真っ白!に作っております。 こちらは、生徒の保護者の方や、次の生徒さんが待つ場所。 今はコロナがまだ終息していないので、体験の生徒さんと、 コンクールの仕上げの時に、保護者の方に入って頂いた場合のみしか、 座って頂けていなくて、 普段は、生徒達がバッグや上着を置いたりしています(笑) 早くコロナが終息して、保護者の方達にも、お教室に入って頂きたいなあ・・・ と思っています♪ 以上「教室リニューアルオープン!新装移転」しました、当教室について お伝え致しました。 お問い合せ&HPはこちら♪↓ ようこピアノ教室

  • 「ピアノ発表会を行う理由、意義とは?」

    こんばんは。 これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、 兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪ 今回は「発表会を行う理由」「その意義」についてお伝えします。 皆さん、どうして「発表会」ってあると思いますか? 一番大きな理由は、 「生徒の大きな成長がある事」 ですね。 当教室では「基本発表会は全員参加」(発表会で演奏できるレベルに満たない生徒を除く)とさせて頂いています。 発表会では毎回、普段レッスンで弾いている曲よりも、 少し難しい曲にチャレンジして頂いていますので、 いつも弾く曲より難しく、練習も大変なのですが、 その子が好きそうで、良い所が出せる、その子に似合った曲を選曲するので、 その子好みであると同時に、凄くカッコよかったり、綺麗だったりする訳です。 自分が弾きたい曲がある場合も、率先してお伝え頂く事にもしていますので、 発表会で演奏する曲は、当然「気に入った曲」になります。 そうすると、難しい所がたくさんあって、 「うわあ・・・こんなの弾けるかな・・・?」と思っていても、 カッコいいし、綺麗だし、素敵だから、 「なんとかして弾きたい・・・!」 と、子供達も思ってくれます。 なので、普段よりも練習を凄く頑張ってくれるんです。 何といっても「舞台で素敵に演奏するため」です。 折角ですから、男の子も女の子も、カッコいい所、皆さんに見せたいですもんね! 子供達が練習を頑張る・・という事は、 お家で、お父様やお母様が、頑張って練習させる!という事になる訳で、 お家の方も、大変になる訳ですが、 そこは子供以上に、親御さんたちも、 「どうせなら、難しい曲を、カッコよく披露させたい!」と思われるので、 頑張らせて下さいます。 結果、子供達は、この発表会の曲の練習に入ってから本番までの数か月、 「普段より長い時間、多くの日数練習する」という事に、少し慣れてくれる事になるので、 (だからこそ「選曲がとても大切」になって来るのですが) 「難しくて、とても無理だと思ったけど、頑張って練習したら弾けた!」 という達成感を得る事が出来、成功体験が出来ます。 普段、余り練習しなかった子も、数カ月間、頑張る事で、 継続力も身に付ける事が出来るんです。 レッスンで集中力が無かったり、お家での練習も、それまであまり頑張れなかった子も、 発表会後は、かなり落ち着いてレッスンを受けられるようになります。 当教室の発表会では、最後に集合写真を撮った後で、 記念品とお菓子を貰って帰る事になっていますが、 子供にしてみれば、 「頑張ったら、カッコいい曲が弾けて、素敵なドレスを着て舞台で演奏できた」 (特に女の子にとっては、ドレスは大きいですね♪) 「たくさん褒めてもらって、お菓子も貰えた」 (記念品より何より、お菓子は大事です!(笑)やっぱり食べ物ですよね♪) となるので、発表会が「楽しい良い経験」になり、 レベルアップも望めるという、一石二鳥となります。 舞台での素敵なピアノの演奏には、「練習を続ける根気が必要」です。 毎日、コツコツと練習を積み重ねる事で、根気と継続力が身に付きます。 少しの頑張りを、次にはもう少し大きな頑張りにしていって、 この先の子供に人生にやってくるであろう「大きな頑張りが必要な事」の時に、 しっかり!頑張れるようになって欲しいな・・と思っています。 保護者の方には、 「可愛い我が子が舞台で演奏している所を見たい」という、シンプルなお気持ちと、 「頑張らせたい!」というお気持ちと、両方あるかと思うのですが、 どうしても、演奏の良し悪しよりも、 「難しい曲を弾かせたい・・・!」というお気持ちや、 「可愛い我が子の晴れ姿を見たい・・・!!」というお気持ちが強くなりすぎて、 練習がとても間に合わないだろう…というような曲を望まれる方もいらしたり、 練習出来ていなくて弾けていなくても、 「発表会に出したい・・!」と、望まれる方もいらっしゃいます。 そのお気持ち、良く良く・・!分かります。 一歩引いてみる事の出来る私でも、 やはり「自分の生達が可愛い!」ので、着飾った姿も見たいし、 晴れ姿で舞台で頑張って演奏する姿に、毎回感動しますので・・・ ですが、発表会の意義は、前述していますように、 ただ、綺麗な衣装を着て舞台に立つ・・という事ではなく、 発表会に向けて、普段より難しい曲にチャレンジし、練習の成果を披露する事で、 達成する喜びを経験し、努力を継続させる事の大切さに気付き、 根気や忍耐力を身に付けて頂く事だと思っています。 ですので、舞台で演奏するのであれば、 それがコンクールであろうと、発表会であろうと、 「きちんと練習をする事が不可欠」ですし、 弾きたい曲を弾いてはいるけれど、あちこち間違えて、 どう考えても、実力不足の曲を弾いている・・・練習が足りていない・・・ という状態では、舞台で演奏してはいけないと、そう思います。 ピアノを頑張る事で、他の事も、しっかり根気強く、取り組めるようになって頂けると、 大変嬉しいですね。 当教室の発表会は、ドレスコードがあり、 「女の子はドレス」「男の子はネクタイ」と決まっていて、 きちんと盛装して舞台に立って頂くようにしています。 舞台はやはり神聖なもので、普段とは違う場所です。 聴いて下さる方が、たとえ一人でもいらっしゃるのであれば、 きちんと練習、準備をして臨まないといけません。 そして、きちんと小さいうちから、舞台に立つときのマナー、 観客としてのマナーを身に付けて頂く為もあり、 演奏はもとより、挨拶の仕方や、立ち居振る舞いも、指導させて頂いています。 「百回の練習より、1回の舞台」という言葉があるように、 1回の舞台で学ぶ事は大変多く、たとえ、1年に一度であっても、 舞台に立つ、という事は、子供達にとって、大きな成長が得られる貴重な機会となります。 是非、しっかり練習をして、舞台を経験し、 ピアノを習っていた事を、今後の人生に役立てて頂ければ・・と思います。 以上、「ピアノを発表会を行う理由、その意義」 について、お伝え致しました。 お問い合せ&HPはこちら♪↓ ようこピアノ教室

  • 「大人の初心者のピアノ練習のコツ♪」たくさん練習しているのに、弾けないのは何故?

    皆さん、こんばんは。 これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、 兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪ 今回は、特に大人の初心者の方が陥りがちな、 「練習をたくさんしているのに、弾けない」 という事がなぜ起こるのか・・・についてと、その原因&対策法について、お伝えしていきます。 当教室には、現在、大人の生徒さんが4名いらっしゃるのですが、 そのうちの3名は、大人になってからピアノを始められた、初心者の方達です。 大人の生徒さんは、とにかく「やる気」が物凄~く!!あります。 「じゃ、次回までにここまで、練習して来て下さいね」と言うと、 大抵、その次の次・・・辺りまで、練習して来られます。 素晴らしい・・・!! 子供達もこれくらい、やる気を持って練習してくれるといいんだけどなあ・・・ そううまくいかないのが、世の常ですね 汗。 うちの生徒達は、子供達も、結構頑張って練習してくれる方だと思いますが、 それでも、大人の生徒さんのやる気と頑張りはスゴイ・・・! ですので、私もそのつもりで、数ページ先まで曲をみたり、 伴奏の練習をしておいたりする訳ですが、 そうすると、決まって 「ここ、頑張ったんですけど、手こずりました・・・ 何回やっても、上手く弾けないんです・・・」 という所が出てくるんですよね。 私は、子供のレッスンでも、大人のレッスンでも、 新しい曲を練習して来てもらう時に、出来る限り、レッスンで少し弾いてもらって、 「出来ない所を上手く弾くポイント」を、お伝えして、 お家での練習が、スムーズにいくように心がけているのですが、 それが無い状態で、自宅で自主練・・となると、 中々、時間をかけても上手くいかない事は多いです。 だからこそのレッスンであり、 レッスンに通わず、我流で練習する事との差である訳ですが。 先日も、大人の生徒さんが、例によって、先の曲の予習をして来られていました。 大人の初心者の生徒さんに、最初に使用している、 「大人のためのピアノ教本」 この教本は、新しく弾く曲の、調の説明や、 そこで使われる和音が、丁寧にコードネームも付いて説明されていて、 大人のなってから、初めてピアノを学ばれる方が、 独学でも、練習、勉強出来るように作られています。 ですので、説明を読めば、ある程度弾けるようになっているのですが・・・ 「それでも上手くいかなかった・・・」って、どこだろう・・・と、 お話しを聞いてみますと、 「ユー・アー・マイ・サンシャイン PartⅡ」 「左手の、ここが上手くいかなくて、ここだけ遅くなってしまうんです」 と・・・↓ この曲は「ト長調」(ドイツ語でG dur、英語でGmajor)なので、 主音が「ト(ソ)音」になるため、ファの音に「#(シャープ)」が付くんですね。 和音は簡単に「Ⅰ(G)」「Ⅳ(C)」「Ⅴ7(D7)」の3つが使われているので、 「G」と「C]は、どちらも白鍵しか使いませんが、 「D7」は、黒鍵の「ファの#」を弾かないといけません。 で、この「G」から「D7」、「D7]から「G]への移動が、 スムーズにいかない訳です。 弾いてもらってすぐに、 「あー・・・!はいはい!なるほど!」と、すぐわかったのですが、 「腕原因はとのポジション移動」が出来ていない事 と、 「指が根元から動いていない事」 でした。 大人の方は、とにかく手指に力が入って、手首も肘も、ガチガチ!に固まったまま、 弾いてしまう方が多いのですが、 その固さが「練習をたくさんしても弾けない」の大きな原因です。 手首や腕が固いと、スムーズなポジション移動が出来なくて、 音域が広がってくると、更に弾けなくなってしまいます。 指も、動かしているつもりでも、指の根元からきちんと動いていないことが多いので、 この曲のように、左手の5番の指(小指)が、 「ソ」から「ファ#」に黒鍵に移動しないといけない時に、 しっかり根元から動いていないと、 「ファ#」の黒鍵の位置に、指が昇ってくれないんです。 白鍵の深さは約1cm、白鍵から黒鍵までの高さも約1cmありますから、 しっかりきちんと指が動いていないと、音はきちんと鳴ってくれません。 さて・・・ 横でお手本を見せながら、腕ごとポジション移動をしてもらう事、数回。 口で伝えても、お手本を見てもらっても、なかなか上手くいきませんでしたが、 「あー!そういう事か!」と、頭で理解すれば大人は早いです。 上手く弾けるようになりました! 頭では理解していても、手が付いて来ない・・・ も、大人になってから始められた方の特徴でもありますが、 その逆の、頭で分かれば、手も付いてくる・・・もあるあるで、 頭で理解できていなくても、感覚で弾く子供と、大きく違う所だと思います。 大人に限らず、子供も、「ほんのちょっとした事」で、 何度自宅で練習してもなかなか出来なかったことが、 レッスンで、あっさり出来るようになることは、よくある事ですが、 頭も身体も柔軟な子供と違う、大人の場合は特に、 「なぜ、出来ないのか」をしっかり頭で理解する事が、 早く上達するコツだと思います。 あとは心して、「常に力を抜いて楽に楽に・・・」と弾く事。 練習していると、肩にも腕にもどんどん力が入って、 「ああ~・・・!疲れた!!」になってしまいますから、 練習は、リラックスして行いましょう! 以上、「大人の初心者にピアノ練習のコツ」について、お伝えしました。 HP&お問い合わせはこちら♪↓ ようこピアノ教室

  • 「ピアノで有名な作曲家について知ろう♪リスト編 その1」

    皆さん、こんばんは。 これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、 兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪ 今回は「ピアノで有名な作曲家について知ろう♪ リスト編 その1」をお伝えしていきます。 フランツ・リスト【Franz Liszt(ドイツ語)Liszt Ferenc(ハンガリー語)】 1811-1886 「元祖イケメンアーティスト♪」のフランツ・リスト♪ リストが生まれたのは1811年10月22日 ハンガリーのライディング (牧歌的な明るい、ぶどう畑に囲まれた村。現在のオーストリア) という田舎町。 時代は、無敗を誇っていたナポレオンが、スペインでついに破れ、 ヨーロッパ制覇の野望に翳りが見え始めた頃・・・ その当時の日本は・・というと、江戸時代で、 将軍は、11代徳川家斉(とくがわ いえなり)。 まだまだ「鎖国真っ最中」で、 西洋の音楽なんて勿論、入ってきておりません~・・・ さて、そんな頃生まれたフランツ。 何度も命に関わるような病気に罹ったりして、大変病弱だったようで、 棺桶まで作られたこともあったのだそう。 父アダムは、豪族エステルハージー家(ハイドンも遣えていたお家)に遣える役人で、 そこの一番のお偉いさん。 (音楽も「半分アマチュア」みたいな感じでやっていたそうです。音楽愛好家ですね) 父アダムと母アンナの、たったひとりの息子で病弱だったリストは、 ほとんど学校も行かず隔絶されて育ったのだそう。 いわば、お金持ちのひ弱な「お坊ちゃま」だったんですね~ やはり見た目、気品ありますもんね。 で・・・ リストは、ハンガリーで生まれているので「ハンガリー人」だと思うのですが、 父アダムはドイツ人、母アンナはオーストリア人だった上に、 幼い頃、すぐにウィーンに移住したりしたこともあって、 死ぬまでハンガリー語は一言も話せなかったらしいです。(フランス語が一番話せた) でも「リストはハンガリー人」ということになっているからか、 リストの楽譜は「ブタペスト版」が良い・・・って言われてます。 コチラ、そのリストの「ブダペスト版」のコンソレーション↓ 少々・・・いや、かなり・・・お高いですが・・・ さてさて、そんなリストが、最初にピアノの手ほどきを受けたのは、 やはり音楽愛好家の父からで、4~5歳の頃。 そして、非凡な才能を見せたのが6歳の頃だそうで、 父アダムがリース(ドイツの作曲家)のピアノコンチェルトをピアノで弾いて聴かせると、 6歳のリストは、たった1回聴いただけで、すっかり覚えてしまったようで、 その後遊びに出掛けて帰ってきてからも ずっと、その主題を口ずさんでいたのだそう。 さらに、ピアノを始めてわずか2年で、 ありとあらゆる曲を弾きこなし、一度見ただけの楽譜を、 信じられないような正確さで演奏したという・・・ 「天才」「神童」と呼ばれる人は、 みな幼少期にこうゆう逸話がありますよね。 「神童あらわる」と大騒ぎになったリストの、 生涯最初の公開演奏会は、9歳の時。 さらにさらに・・・ その翌月に行われた演奏会で、幼いリストの才能に感嘆した地元の貴族たちが、 音楽の勉強の為の、資金給付を申し出てくれて、 リストはさらなる音楽の勉強を続けることが出来るようになり、 世界に羽ばたいていくのである・・・ 以上、「ピアノで有名な作曲家について知ろう♪ リスト編 その1」 について、お伝えしました。 お問い合せ&ようこピアノ教室HPはこちら♪↓ ようこピアノ教室

  • 「ピアノの部屋 防音の悩み」費用、融資の受け方について その2

    皆さん、こんばんは。 これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、 兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪ 今回は前回の続きで、「ピアノの部屋 防音の悩み」費用、融資の受け方について その2を、お伝えしていきます。 リフォーム会社さんに、 ・グランドピアノ2台を設置できる防音室を作る ・2階の居室は床暖房に (床暖房は私の為ではなく、高齢になった2匹の猫の為です。どうぞ猫バカと呼んでください♪) という希望をお伝えして、実際に建物も見て頂いて、見積りを作成して頂きました。 そうしましたら・・・ 「かなり大きな金額になってしまって・・・ 驚かないでくださいよ~・・・」と、見せて頂いた見積もりは、 私の大まかな予想、予算を大きく超えていました。 おお・・ 結構な大金です・・・ 玄関から、住居部分も全部リノベーションするので、 当然、かかって当たり前なんですが、 何しろ、お隣に迷惑ならずレッスン&練習が出来るように・・・と、 防音室を「プレミアムプラン」でお願いしたので、 何と、防音室だけで「600万円」。 総額で、 「これなら、普通に新築で家建ちますよね?」って金額です。 土地代がかかってないだけで・・・ でも、立地が駅前で、駅まで歩いて2分。 大型ショッピングセンターにも徒歩で1~2分。 コンビニまでも数十秒しかかからず、 病院も内科も耳鼻科も、徒歩1分以内の場所にあるため、 老後、車を手放しても、十分便利に生活できることから、 「歳を取ったら、駅前のあの家を直して住もう!」と、ずっと思っていましたので・・・ 元々この家は、母方の祖父母の家でして、 私も20年ほど前、空き家になっていたこの古い家に、 引っ越しまでの1年間ほど、住んでいたこともありますし、 晩年、両親も10~15年住んでいましたので、 ご近所の方が、皆さんとても良い方達ばかりだ・・という事もわかっていました。 私の事も、生まれた時からご存じの方もいらっしゃる訳で、 「葉子ちゃんが、帰ってきはるらしいよ~」という感じで、 まさに、ホーム。 色んな意味で戻って来やすい、住みやすい場所ですので、 融資が受けられて、返済がして行けるのであれば、 なんとかして工事をし、ここで教室をしたい・・・! ですので、実際にプランに挙げて頂いた見積もりの中で、 「これは今回は諦めよう」「これは絶対じゃないよね」 と思うものを削って、新たに見積もりを作成して頂きました。 そんなわけで、教室に費用をかけた分、お風呂だけは直す事が出来ず、 古くて狭くて入りにくい・・・!(そして冬は激寒!)お風呂に入っております(笑) 金融機関に融資に行くために、まずは下準備。 色々調べまくって、「やっぱり、借りやすいのは政策金融公庫」という、 いろんな方の助言や情報をもとに、 まず、政策金融公庫に相談に行く事にしました。 なんといっても利息が安いですしね! コロナで、レッスンにも影響があったことから、 和歌山で経営コンサルタントをしている、弟(ファイブポイントゼロ(5.0)パートナー) に、遠隔で指導を仰いで、 (弟が2年前に独立して、コンサル会社をやっている事を、ここで初めて知った姉です・・・) 金融機関へ提出する、返済計画書や融資相談書を作成したり、 市役所でセーフティネットの保証認定を受けたりと、毎日、書類作成をしました。 「よし!これできっと大丈夫!」と、政策金融公庫に相談予約を取り、 直接相談に行ったのですが・・・ 結果・・・ 駄目でした・・・ 正確には、会議にもかけてくれなかったんです・・・ 「えええええ?!政策金融公庫でしょ?他の金融機関がダメでも、 政策金融公庫は貸してくれるんじゃないの? しかも今コロナで、中小企業は困っているんだよ・・・??」 そう思いましたし、そう言いました。 弟に話すと、弟もびっくりしていましたが、 「あ・・・そうか、時期が悪いんだ・・・もうちょっと早かったら、 いけたハズなんだけどなあ・・・」と・・・ つまり、コロナが蔓延して、1回目の緊急事態宣言の出た当時は、 国から政策金融公庫に「とにかく中小企業を救うために融資をしろ」とのお達しもあり、 申し込んだ方は、ほぼ間違いなく融資が受けられたそうです。 お付き合いのある楽器店の社長さんも、 知り合いの事業者の方で、借りれる限りの、 かなり高額な運転資金の融資を受けた方は多いと、仰っていました。 でも、休業要請をした事業主への保証など、かなりの額と量になり、 とても賄えなくなったのでしょうね・・・ 潰れそうなところは、融資をして救ったところで、返済の見込みがないので、 そういう所には潰れてもらいましょう。 と、こういう考えになったようです。 うちが「融資を受けて、教室兼住居を作れないと、教室をたたむしかない」という事で、 利息が実質ゼロ円になる設備資金の融資を受けようとしていたのが、かえって仇となったようで、 「事情を酌んで救いましょう」ではなく、 「融資が受けられないと潰れるという所に融資は出来ない」 になってしまい、 「何かの方法で、教室が存続出来て、そのうえでの運転資金を・・・となるなら、 融資が出来るかもしれません。でも、それもちょっと難しいかも…」という返答でした。 ふうん・・・ 随分ですね・・・ ま、国のものだし、銀行などの金融機関のように、 利息で儲けているわけではないので、 そういう事になっても仕方ないんでしょうね・・・ 利息ゼロ円で、私に融資をしても、儲からないわけですし。 音大に行くときに、教育ローンは旧国金で借りたことがありましたが、 その時は、すんなりさっくり!だっただけに、 あれだけ時間をかけて、書類を揃えて行ったのに、 会議にすらかけてくれなかったことは、大きなショックでした・・・ でも、あれこれ手を尽くしても駄目なら、 「最悪、プライドさえ捨てれば、何処ででも、何をしても生きては行けるしね」と、 妙に楽観的になりまして、 弟にも「ダメもとで、銀行とかに行ってみたら?」と言われ、 確か、信用金庫が貸してくれやすい・・て何かに載っていたな・・・ と、思い出し、但馬信用金庫さんへ・・・ そうしましたら、あっさり!見積り金額、全額の融資がおりました。 なんと、相談に行ったその日の夕方に、連絡があって即OKだったんです。 最後の砦と言われる政策金融公庫がダメで、 信用金庫が即OKってどういう事・・・?? と、思いましたが、 要は、銀行や信用金庫は、利息で儲けているので、 返済能力に問題がなければ、お金は貸したいんですよね。 特に私は、前年度の申告で、この家の不動産所得しかプラスになっていないので、 安い金利の方の融資は申し込めなくて、金利の高い方だったので、 信用金庫さんからすれば、返済さえちゃんとしてくれるのであれば、 利息が多く取れる融資を頼んでくる人に貸した方が、儲けが大きいですから・・・ そして私は、決してピアノ教室で沢山!稼げてはいないのですが、 (経費が大きいので、ピアノ教室で収支をプラスにするには、 もっともっと・・・!売り上げが必要です) この10年間で、車のローンや教育ローン、奨学金などを、 総額800万ほど返済しており(意外とやりくりが上手い?(笑)) 勿論その間、税金や年金、カードローンや公共料金なども、滞りなく支払っていますので、 その辺りを、大きく評価されたのではないか・・と思います。 借金がゼロよりも、借金がそれなりの額あって、それを長年きちんと払っている・・・ という方が、実は信用がある・・というのを、何かの本で読みましたから、 それかあ~・・・!と、改めて納得。 落ち込んだ気分は一転バラ色に・・・(単純です(笑)) 「私ってスゴくない?!」と、もう自分への評価は爆上がりです! 「その2」までで、まとめようと思っていたのですが、 長くなってしまいましたので、その3に続きます。 次回は、ピアノ室の防音について、詳しくお伝えする事に致します。 以上、「ピアノの部屋 防音の悩み」費用、融資の受け方について その2 を、お伝えしました。 お問い合せ&ようこピアノ教室HPはこちら♪↓ ようこピアノ教室

  • 「ピアノの部屋 防音の悩み」費用、融資の受け方について その1

    皆さん、こんばんは。 これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、 兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪ 今回は、「ピアノの部屋」「レッスン室」の防音や音響、その費用や融資の受け方について、お知らせしていきます。 「ピアノを演奏する人に共通の悩み」といえば、 ズバリ!!「防音」でしょう。 レベルが上がるにしたがって、演奏する曲の音量も、嫌がおうにも上がります。 近隣へのご迷惑を考えると、 毎日毎日、長時間、大音量でピアノを弾く事は、 「申し訳ない・・・」と、思いつつ、 かといって、思いっきり気兼ねなく音が出せないと、練習にならないし・・・ 「いつでも気兼ねなくピアノが弾ける部屋が欲しい!」 これはもう、ピアノを弾く人間にとって、永遠のテーマであり、憧れである訳です。 しかし問題は、完全防音の部屋を作ろうと思うと「多額の費用がかかること」 そして・・・ 現在の私のピアノ室、レッスンを行っている部屋は、 「24時間演奏できる防音の部屋」となっており、 真夜中だろう、早朝だろうが、ガンガンにffでピアノを弾く事が出来ます♪ やっと、念願かなって、防音室を手に入れたわけですが、 いやあ・・・大変でした。 この「教室兼住居」は、以前母の住んでいた、80年の古~い!小さな木造家屋をリノベーションしたもので、昨年末に引っ越しをしたのですが、 ・「建物自体がかなり古かった事」 ・「お隣と壁一枚で繋がっていた事」 ・「駅前の立地で、家やお店が密集している事」 から、 相当しっかりとした防音工事を施さないと、 安心して、レッスンも練習も出来ない・・・!という事で、 かな~り!大掛かりな工事をしました。 以前住んでいた家のレッスン室は、簡易防音だった為、 遅くとも、夜の11時には、練習を終えないといけなくて、 レッスンが遅くまであると、ほとんど練習らしい練習が出来ず、 「いつか、完全防音の部屋が欲しいなあ・・・でも、無理だろうなあ・・・」 と、半ば諦めていました。 何しろ、24時間いつでもピアノが弾ける部屋を作ろうと思ったら、 かなりの費用が掛かるので、 女性一人の世帯で、しかもピアノ講師という、収入の不安定な職業では、 とても住宅ローンなど、組めるはずがない・・・と、 そう思っていました。 実際、数年前に、商工会議所に確定申告書を持って相談に行った時も、 「う~ん・・・ピアノ教室としては、これだけの売り上げがあるのは凄いんだけれど、 一人世帯で・・っていうのは厳しいですねえ~・・・この人が倒れたら、誰が返済していくのって話になりますから・・・」 と言われており、 「もし、色々な金融機関をあたって、融資してくれるところがあったとしても、かなり大変だから、おススメ出来ない・・・」とも言われました。 ですよねえ~・・・ と、私も思いましたよ・・・ でも、当時住んでいた家は私の持ち家ではなく、 この仕事を、レッスンをするために、仕方なく借りて住んでいた家でしたし、 いつかは出ないといけない・・という事は、わかっていた事でしたので、 この、母の住んでいた家を人に貸して、 そのあがりを貯蓄して、もっと歳を取ってから、たまった現金で出来る工事をして、 その時に、住もう♪と考えていました。 そうしましたら昨年、無理やりにでも、その家を出ないといけない問題が勃発しまして、 ただでさえ、コロナ対策でてんやわんやの中、 急遽、リノベーションの為に奔走しないといけなくなったわけです・・・ この経済状態で、一体何をどうすれば・・・?!、と思いましたが、 嘆いていても仕方ないので、とにかく動くしかない・・・! 先立つものが無いわけですから、融資を受けないと、話にならない・・・! 融資を受けるために、まずしないといけない事は、 1、リノベーション工事をした場合にかかる、見積もりを取る です。 まずは、そこを工事するのに、いくらかかるのかが、分からないといけません。 金融機関に融資相談に行くには、見積り書を持って行かないといけませんから。 その際、2~3社から、相見積もりを取る事をお勧めします。 これは、私も色々調べたのですが、 金額は、その会社によって、かなりバラツキがあります。 ただ、会社によって、使う素材が違うこともよくあるので、 一概に「同じ工事を一番安い所で頼むのがベストではない」という事は、 分かっておかないといけません。 それと、相見積もりを、数社にお願いするのであれば、 見積もりを取るときに、きちんと、 「ほかでも見積もりを取るのですが、よろしいでしょうか」と、 お伝えしておくことです。 見積もりをして、図面を書いて・・って相当な手間と時間がかかる訳で、 会社にとっては、自分の所で工事をしてもらえなければ、 そこは「タダ働き」になってしまうわけです。 会社によっては、「それならうちは、お断りをさせて下さい」と仰るところもあるでしょうし、きちんと、相見積りである事をお伝えする事は、当然のマナーですね。 あと、相見積りをお願いする会社の数が多すぎても、何が良いのか、 混乱して、よく分からなくなってしまいますし、 先に書きましたように、2~3社が良いですね。 私は2社でお願いしまして、決めたのは、 サッシ屋を営んでいる叔父の紹介だった、豊岡市内のリフォーム会社 「三和商事 e-life」さんにお願いしました。 ここに決めたのは、実は、叔父の紹介だったから・・ではなく(笑) 作成して下さった図面を見た時に、 「ここだけは!」と、先にお伝えした内容以外にも、 「お、これはいいな!」と思うような提案がされていたのと、 打ち合わせには毎回、男性の店長さんと、女性のプランナーさんがお2人で来て下さって、 プランナーの方の、女性目線でのアドバイスが凄く良かった事が大きかったです。 あと、もし金融機関で融資が受けられなくても、 会社から、ローン会社のローンも組める・・との事で、 (勿論、利息がお高いんですけどね・・・汗) 金融機関からの融資がもらえないかもしれない私としては、 そこの保険がある事も大きかったです。 金額は、もう一社の方がお安かったですし、 そこの会社も知っている方のご紹介でしたし、 そこもかなり良かったんですが、 それでも、お値段が高くなっても、 「三和商事 e-life」さんのプランは、 「あ!絶対ここがいい!」と思うような、プランでした。 実際、何度も何度も複数回打ち合わせをしたり、 現場を見たり・・・とした時も、 お二人とも、とても親切で、いろんな質問にも丁寧に答えて下さって、 安心してお任せする事が出来ました。 以上、「ピアノの部屋」「レッスン室」の防音や音響、その費用や融資の受け方について、その1を、お伝えしました。 その2に続きます。 お問い合せ&ようこピアノ教室HPはこちら♪↓ ようこピアノ教室

  • 「ピアノ曲で有名な作曲家について知ろう♪」バッハ編 その2

    こんばんは。 これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、 兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪ 今回は「ピアノ曲で有名な作曲家のついて知ろう!【J.S.バッハ編】その2」です♪ バッハは2度結婚しています。 かな~り!!の子だくさんでした。 1707年、22歳の時、バッハは1歳年上の従姉「マリア・バルバラ」と結婚し、 2人の間には7人の子供が産まれます。 バッハ35歳の時、マリア・バルバラが病死し、 翌年16歳年下のソプラノ歌手「アンナ・マグダレーナ・ヴィルケ」(大変有能な声楽家であったらしい) と再婚し、2人の間に13人の子供が産まれ、バッハの子供は20人となりました。 特に、再婚したアンナ・マグダレーナとは音楽で心を通わせ、 とても仲睦まじかったようで、 アンナがバッハの楽譜を写譜するなど、バッハの音楽に大変な理解を示しました。 彼女に捧げられた楽曲が「アンナ・マグダレーナのためのクラヴィ―ア曲集」で、 ほとんどがバッハの息子たちの教育用に作曲されたもので、 とても可愛らしい、美しい小品が多いです。 バッハの息子達の中で3人が音楽家になりましたが、 その中でも、フリードリッヒ大王の宮廷音楽家になった次男の 「カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ」と、 モーツァルトに影響を与えたと言われる末息子の 「ヨハン・クリスチャン・バッハ」が有名です。 バッハが活躍したバロック時代(後期)は、 バッハの作品別に分けて「ワイマール時代」「ケーテン時代」「ライプツィッヒ時代」の、3つの時代に分けられます。 使用された鍵盤楽器は、主に「クラヴィコード」「チェンバロ」などで、 音域は現在の鍵盤楽器の代表であるピアノの約半分で、4オクターブ程でしたが、 1717年~1723年のケーテン時代には、 「ブランデンブルグ協奏曲」など、数多くの傑作が生まれています。 バッハの時代は「作曲家=音楽家」の時代で、 音楽家は皆作曲をし、その楽曲を演奏、指揮しましたから、大変な忙しさであったと推察されます。 バッハの作品についている番号「BWV(Bach Werke Verzeichnis)」 を、覧になったことがあるかと思いますが、 これは年代順ではなく作品別に編集され、番号が付けられています。 皆さんが、ソナチネ辺りから始める、 15曲の2声のインベンションはBWV772~786。 15曲の3声のシンフォニアはBWV787~801となっています。 お手持ちの楽譜で確認してみて下さいね♪ バッハは38歳の時、ライプツィッヒの聖トーマス教会のカントル(合唱長)となり、 ずっとこの職にとどまりました。 そして「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」「教会カンタータ」など、 年に60曲ものミサ曲を作曲し、150回もの指揮を精力的にこなしました。 作曲家には、その作曲された楽曲から、 「あるイメージ」が付いていることって多いですが、 そのイメージをくつがえすような、 「実際は、こんなヒトだった・・」 というようなエピソードがあったりします。 小学生や、思春期の中高生にも、 ちょっと刺激が強すぎて、どう説明していいか・・・ と思うような逸話もあるのですが そういう事を聞くと、 「へえ~・・・そうなんだ」 と興味を持てるので、知ることはかなり重要かな♪と思っています。 で・・・ 「バッハは非常に真面目で勤勉だった」そうです。 まだ初心者の頃に弾く、メヌエットなどでは、 あまり感じないかもしれませんが、 どんどん上達していって、 インベンション、フランス組曲、シンフォニア・・・ 平均律、イギリス組曲などなど、弾いて行きますと、 「納得」と思います。 緻密で入り組んでいますから、 楽曲分析もしながら、声部を弾き分けて、 「正確にきちんと」弾かないと、曲にならないし、 「何がいいたいのか分からない」 「ピアノが本当に上手いかどうかすぐわかる」 んですよね。 勤勉で真面目な人しか、こんな「ごまかしの効かない曲」書かないだろ~・・・ と、思います。 私は、このバッハの、 「ごまかしが効かず、上手い下手がよく分かる」 という部分が、とても好きで、 昔から「バッハ大好き~」と言って、 周りから引かれてきました・・・笑 難しいし時間もかかるので、 どちらかというと「あまり好きではない」 と言う方が、友人・知人でも多いですから・・・ 前置きが長くなりましたが・・・ バッハ(Bach)、 ドイツ語で「Bach」=日本語で「小川」 と言う意味です。 つまり「バッハは小川さん」な訳です。 コレ、知った時、「おー」 と思った私。 「そんなポピュラーな名前だったんですね?!」 あの「白い巻き毛はカツラ」で、当時は、頭髪がより白い方が恰好良くイケていたらしく、 「頭に小麦粉を降りかけていた・・・」とか、 そのカツラの下は「丸坊主」だった・・・(笑)とか、 食にこだわり、今からしても物凄く豪勢で、 カロリーの高い食事を摂っていたらしい・・・とか、 (だから肖像画はでっぷりしてますよね?) へええ~・・・ と、思うようなエピソードがたくさんあります。 楽曲について詳しく・・・! も、勿論必要ですし良いですが、こういう「雑学」も面白いですよね♪ 以上、「ピアノ曲で有名な作曲家について知ろう!バッハ編」をその2を、 お伝えしました。 お問い合せ&ようこピアノ教室HPはこちら♪↓ ようこピアノ教室

  • 「ピアノ曲で有名な作曲家について知ろう♪」バッハ編 その1

    こんばんは。 これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、 兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪ 今回は、「ピアノ曲で有名な作曲家について」お伝えしていきたいと思います。 ご自身が演奏する楽曲を作曲した、作曲家について知る事は、 その曲を演奏する上で、とてもとちぇも・・・!大切な事ですが、 そこを疎かにしてしまっている方も多いのではないでしょうか・・・。 その作曲家が生きた時代背景、その曲が作られた理由などを知ると、 より深く曲を理解し、演奏する事に繋がります。 当教室の生徒さん達には、 せめて発表会やコンクールで演奏する曲の作曲家についてだけでも、 自分で本を読んだりして、お勉強してほしいな・・・思いますが、 皆、してないんだろうな・・・汗 という事で、せめて、こうやって私がまとめたものを読んで、 作曲家についての理解を深めてくれるといいな・・・と、思います。 大学で私が勉強した事に加えて、その後、自分でも調べた事も取り混ぜて、 まとめています♪ 学校での課題で、作曲家について調べなきゃいけなくなって、 検索して、ここにたどり着いた方もあるかと思います。 これを参考になさって頂いてもよいのですが、 丸っきりの「丸写し」では、何も覚えられませんし、自分のためになりませんから、 きちんと自身で調べ研究したうえで、あくまで「参考」として下さいね! 今回は1回目ですので、「音楽の父」「ヨハン・セバスチャン・バッハ」です♪ 言わずと知れた、大作曲家で、息子たちも音楽家となり、楽曲を多数残していますので、 ヨハン・セバスチャン・バッハは「大バッハ」と呼ばれたりしています。 音楽を志す者にとっては、避ける事の出来ない作曲家で、 ピアノでも、ピアノ専攻に進むのであれば、バッハは必須です。 2声のインベンションから、3声のシンフォニア、そして平均律。 フランス組曲や小プレリュード、パルティータなどもやりますね。 バッハの楽譜は、上記のヘンレ版が良いと言われており、 私も、インベンションとシンフォニア、平均律はヘンレ版を持っていますが、 (ちなみに平均律は、ヘンレ版、ブライトコルプ、ウィーン原典版、全音の4冊を所有。 指番号やアーティキュレーション等の違いを比較して勉強するためです) パルティータと、イタリアコンチェルトは、下記の春秋社を持っています。 日本人の手指に合った運指が書かれている・・と師匠から教わりましたので、 迷ったときは、他の作曲者の場合も、春秋社を1冊は購入する事が多いです。 専門的で難解。 「バッハを弾かせれば、本当に上手いかどうかわかる」 と言われる、ごまかしのきかないバッハで、 コンクールの課題や、音高や音大の入試にも決まって入って来ますが、 小さな子供が演奏できる、可愛くて短く、易しい小品もたくさんあります。 当教室の発表会でも、小さな曲を数曲を演奏する、まだ習って間もない生徒達には、 1曲は、バロックの1ページから2ページの位の、 短くて易しい楽曲を演奏して貰う事が多いですが、 その中でも、バッハの曲を選曲する事は、結構多いです。 コンクールでもおなじみ、発表会の曲でも大活躍の、 「プレ・インベンション」↓ 可愛くて、綺麗な曲がたくさん入っています。 私、バッハが大好きなもので、つい本題から逸れました・・・汗 もっと、好きな曲とか、バッハ弾きのピアニストについてとか、 たくさんたくさん・・!書きたいのですが、別の記事でまた・・と、思います。 さて、本題のバッハさんへ移ります。  ↓ 【John Sebastian Bach (ヨハン・セバスチャン・バッハ)】 (1685~1750) バッハは、1685年3月21日、ドイツ中部の小都市アイゼナハで、 音楽一族に生まれます。 バッハ家は代々優れた音楽家を出した家系で、 200年の間に53人もの音楽家が出て、ドイツ各地で活躍しました。 (スゴイですね~200年で53人ですよ) バッハは8人今兄弟の末っ子で、この一族の中で最大の音楽家となり、 のちに「大バッハ」と呼ばれました。 血筋が良いと、その中で特に突出した人物が出ますよね。 バッハは、その典型と言えるでしょう。 バッハは音楽だけでなく、学校の成績も良かったようで優等生だったそうです。 そうでないと、あんな素晴らしい楽曲をたくさん!書けませんよね。 ところが、バッハが9歳の時、5月に母が、翌年2月には父が亡くなってしまい、 8人の兄弟は親戚にばらばらに預けられることになります。 このことは、大変バッハに大きなショックと与え、その影響も大きかったようです。 その後、バッハは、優秀な音楽家であり、教会のオルガン奏者だった、 長兄のヨハン・クリストフに引き取られ、鍵盤楽器演奏の基礎を学びます。 (ココですね!!これがなければ、バッハがあれほど素晴らしい、鍵盤楽器のための楽曲を多数書けなかったと思います) とても勉強熱心だったバッハは、兄の貴重な楽譜を、毎晩月明りで半年もかけて書き写し、 目を悪くしてしまい、手術を2回したのですが良くはなりませんでした。 この目を悪くし、手術に失敗したことが、バッハの寿命を縮めた・・・と言われています。 65歳で亡くなったバッハ。 それでも当時としては長生きだった訳ですが、 目の手術に失敗しなければ、もっと長生きしたであろう・・・と言われています。 とにかく勉強家だったバッハは、有名な音楽家の演奏会に行っては、 直接作曲家に質問をするなどして、様々な様式や正しい作曲法を学んでいきました。 15歳で北ドイツのリューネブルクの聖ミカエル教会の聖歌隊員となり、 18歳でザクセン=ヴァイマール公弟ヨハン・エルンストの宮廷楽士となり(スゴイ!!) アルンシュタットの新教会オルガニストに就任します。 この教会には、大変立派なオルガンがあり、 バッハは精力的に演奏や作曲に取り組みました。 有名な「トッカータとフーガ」(この曲好きです♪)は、 この時期、20歳の時の作品です。 以上、「ピアノ曲で有名な作曲家を知ろう」バッハ編 その1をお伝えしました。 その2に続きます♪ お問い合せ&ようこピアノ教室HPはこちら♪↓ ようこピアノ教室

  • 「ピアノレッスンに必要な持ち物」

    こんばんは。 これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、 兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪ 今回は、「ピアノレッスンに必要な持ち物」について、お伝えしていきます。 小さいお子様の場合、大人の生徒さんの場合でも、まずは、 1、楽譜を入れるバッグ 楽譜は、ほとんどがA4サイズです。 テクニックのテキストに、レパートリーのテキスト、音楽ドリルに五線ノートなど、 数冊ある事がほとんどですので、 A4サイズのテキストが数冊入り、筆箱も入るものを、ご用意されると良いかと思います。 小さいお子様の場合、結構鞄が重たくなりますので、 引きずってしまったり、少々乱暴に扱っても破れたりしにくい、 しっかりとした、丈夫な持ち手が付いた、 厚手の布製か、厚手のナイロン素材のものが良いですね。 雨の日などで、鞄が濡れてしまうと、中の楽譜やノートも濡れてしまいますので、 お車で送り迎えをされない場合などは、ナイロン素材のものの方が安心です。 大人の場合は、上記のような、子供にも使い勝手が良く、 シンプルなものでもよいですし、 クリアケースなどに入れて来られる生徒さんもあります。 ただ、レベルが上がって来ますと、楽譜も分厚くなり、何冊にもなりますので、 大きめの、作りのしっかりしたバッグの方が良いです。 ですので私は、本革の大きなバッグを使用しています。 かなり年季が入ってますが・・・汗 亡き母が、15年前にプレゼントしてくれたものなので、 今後も大事に使う予定です。 革のクリーニングをすると、かなり見違えるくらい綺麗になるそうなので、 一度、お願いしようかな・・と、思っています。 イタリアの「アルベロ」というブランドのバッグなのですが、 大きくてしっかりしているので、B4も余裕で入りますし、 分厚い、ベートヴェンのソナタ集など、数冊入れても大丈夫です。 でも、もうこのデザインのお品は既になく、似たデザインの大きなサイズのものも、 人気なのでしょうか・・・ 売り切れてしまっていて、ありません・・・ 尚の事、大切に使わなくては・・・!(結構、雑に使いまわしていました・・・汗) 私の師匠は、 「たくさんの楽譜を持ち運ぶのは大変ですから、コピーでいいですよ」 と、仰ってくださるので、 その時その時で、頂みて曲を、コピーしてスケッチブックに貼るのですが、 練習していくうちに、譜めくりする部分が破けてしまうので・・・ 譜めくりが少なくて済むよう、最近は、1曲ずつ、厚紙に貼ってテープで繋げているものもを作成して、使用しています。 2、筆箱(鉛筆と消しゴム) 1、にも書きましたが、音楽ドリルや、聴音をして音符を書き取ったりするときに使いますので、ご用意されておくと良いです。 鉛筆は、2B以上の、濃くて柔らかい芯のものが、音符も書きやすく、 消しやすくて使いやすいです。 私はレッスンでも、主に2B~4Bを使用しますが、 生徒の楽譜に注意点を書き込んだり、レッスンノートに宿題を書く時も、 譜面台の上に、楽譜を立てて書く事が多いので、 これが非常に書き辛く、字が薄くなってしまいがちですから、 濃いめの鉛筆で書くようにしています。 *その他 5線ノートについて 楽譜は、その生徒に合わせて、先生が選んでご用意して下さったり、 「○○という楽譜をご用意ください」と仰って頂くと思いますので、割愛します。 私は、五線ノートの場合、大人の生徒さんには、各自でご用意して頂きますが、 子供の場合は、まずは2段の五線ノートから、こちらでご用意しています。 当教室では、主にリラックマか(私の趣味です(笑))プーさんですね。 大人の方の場合は、12段くらいの「ルーズリーフ」をお勧めしています。 量が増えてきたら、新しいものと差し替えが出来ますし、 音を書き取るときも、バインダーから外して1枚にした方が書きやすいです。 勿論、楽譜は、楽譜だけは・・!!忘れずにお持ちくださいね。 以上、「レッスンに必要な持ち物」について、お伝えいたしました。 お問い合せ&ようこピアノ教室HPはこちら♪↓ ようこピアノ教室

  • 「ピアノレッスンを受ける上で気を付けるべき事」

    こんばんは。 これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、 兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪ 今回は「ピアノレッスンを受ける上で、気を付けるべきこと」について、お伝えします。 まず、何より大事な事は、 1、時間を守る。 当たりすぎるといえば、当たり前で、至極当然の事なのですが、 意外と守れない方もいらっしゃいます。 この「時間を守る」には、 「お時間丁度にレッスンに行く」という意味も含まれています。 つまり「遅くても、早くても駄目」なのです。 日本人の感覚だと「早めに行って待つ」というのが美徳というか、 マナーと考えられている部分があると思うのですが、 ピアノは西洋楽器であり、西洋の文化を反映しているからなのか、 時間に関しても、いわゆる「グローバルスタンダード」が当たり前とされてる所があります。 西洋では、ビジネスは「時間ジャスト」に、 プライベートでは「時間より数分遅く行く」のがマナーなのだそうです。 早くいくと、ホストの準備がまだだといけないので、 少し遅れていくのがマナー。 で、日本人は海外で「日本人は時間を守らない」と言われているそうです。 つまり「早く来る」から・・だそうで・・・ ピアノレッスンの場合、子供の頃のレッスンでも、 次の子と、時間がくっついていましたし、 受験前も、音大生の時も、 学校のレッスンも常に、次の子とレッスンをがくっついていましたので、 時間ジャストにいくようにしていましたし、 早く着いた場合は、夏だろうが冬だろうが、先生がレッスン室に招き入れて下さるまでは、 廊下で待っていました。 自分の時間が来ていても、前の生徒さんのレッスンが終わっていない時は、 呼ばれるまで、廊下で待機です。 特に、前の生徒さんが演奏されていて音が鳴っているときは、 「絶対に、勝手に入室してはいけません!」 レッスン、演奏の妨げになりますので、 「演奏中の入室は厳禁」です。 これは、当教室も同じで、体験レッスンの際にお願いしていますし、 今はコロナの事がありますので、 前の生徒さんが、教室から出て来られるまでは、お車で待機、もしくは、 玄関に入って、教室のドアの前で待っていただいています。 発表会でも同じで、ホール内への演奏中の出入りを禁止していますし、 会場のドアにも張り紙をしていますが、 それでも毎年、どなたか、守れない方があるので、 いつも頭を悩ませているのですが・・・ 発表会に関しての注意事項は、また別の記事でお伝えするとして・・・ 遅れて来られる・・というのは、もう勿論論外なのでですが、 これもですね、たまにいらっしゃいます。 「遅れて来られても、お時間内しかレッスンは出来ません」 と、お伝えしてありますし、 たとえ時間が次の生徒さんとくっついていなくても、 皆さん、平等にお時間内のレッスンなのですが、 ほとんどの生徒さんが30分レッスンですので、 30分レッスンの5分遅刻はかなりのロスになります。 初心者ですと、5分あれば、通して弾いて、弾けない部分のアドバイスをして、 2~3回部分練習して、また通す・・という事が可能です。 お時間も勿体無いですし、注意をしても、毎回遅刻して来られると、 「やる気がないのかな・・」と、思いますよね・・・ 先生に対しても、心証は非常に悪いので、 気を付けましょう。 そんな訳で、 「レッスンにはお時間丁度に行きましょう」 2、忘れ物をしない これもですね、忘れてくるお子さん、多いです・・ お家の方も、お忙しい中送って来られるので、 鞄の中のテキストをちゃんとチェックしないまま・・・という事が結構あり、 鞄からテキストを出そうとすると、 音楽ドリルしか入ってない・・とか、 上のお子さんのテキストが間違って入っているとか・・・汗 当教室は、グランドピアノ2台でレッスンするため、 生徒さんに使用してもらっている楽譜は、すべて教室にありますので、 テキストを万が一忘れても、私のテキストを見てもらって弾いてもらう事は出来ますが、 レッスンでの注意点を書き込んであげる事は出来ませんし、 隣で弾きながらのレッスンはしてあげられません・・・ それに、そもそも本来は、テキストを忘れた場合、 レッスンはしてもらえないのが通常ですので、 「テキストを忘れる=レッスンは受けられない」 と、認識して、お家を出られる際には、必ずテキストがレッスンバッグに入っているか、 確認して、レッスンに行くようにしましょう。 3、手は綺麗に洗って、爪は短く切っておきましょう こちらも、入会の時の注意事項、お約束に掲載していますが、 爪が伸びたままのお子さんも結構多いんです・・・ 今はこれまたコロナの事がありますので、 手は綺麗に洗って来られてると思いますが、 爪は・・・ 爪が伸びていると、演奏するのに正しい手の形か作れず、 爪で鍵盤が滑ってしまいます・・・ 私は、レッスンで爪が伸びている・・と気づいた場合、 保護者の方が一緒に入室されているときは、 保護者の方に切って頂きますが、 そのお時間が5分、10分とかかると、これまた結構な時間ロスですし、 生徒さんお一人で入室されている場合は、 コロナの事もありますし、怪我をさせては・・・と思うので、 私が切ってあげる事が出来ませんから、 爪の伸びたまま、変な指の形のまま、 レッスンを受けて頂くしかないことになってしまっています・・・ おそらく、先生によっては、爪が伸びていたら、 レッスンして下さらない所もあるかと思いますので、 爪はきちんと切って、レッスンに行きましょう。 大きな注意点といえば、以上の、この3点かと思いますが、 細かい注意事項や、これに気を付けられれば、さらによし! という事項として、 *補足* お月謝やテキスト代は新札で、 差額の無いよう用意しましょう。 これは、レッスンを受けられる先生にもよるかもしれませんが、 お月謝って字のごとく「その月の謝礼」なんですよね。 「お札には新札を用意するのが通例」かと思いますので、 レッスン代、お月謝は新札でご用意された方が良いですね。 当教室の生徒さんは、私は特に何も言っていませんが、 9割の方が新札でご用意して下さっています。 また、お礼をするのに「お釣りをください」はないですし、 現金を直に出してやりとりしていいのは、レジだけです。 体験レッスン料なども、あらかじめ金額もお聞きなっていることが大半かと思いますので、 きちんと封筒に入れて、用意しておきましょう。 くれぐれも、お財布から直接お金を出して、先生にお渡しする・・などという事をされないよう、ご注意下さい。 子供に渡すお年玉でさえ、ポチ袋に入れて渡しますよね? ご自身のお子さんが、出かけた先でお年玉を頂いて、 それが「お札のまま」手に握らされていたら、嫌な気持ちになりますよね。 相手は、レッスンをして頂く先生ですから、言わずもがな・・ですね。 最近意外と、体験レッスン料を、お財布から直接出して納められる方が多くなりまして、 ちょっと、びっくりしております・・汗 私よりご年配の先生だと「驚愕!!」されること間違いありませんから、 気を付けましょう。 以上、「ピアノレッスンを受ける上で気を付けるべきこと」について、 お伝えしました。 お問い合せ&ようこピアノ教室HPはこちら♪↓ ようこピアノ教室

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