「ピアノって何歳から始めるのがいいの?」その1

更新日:6月28日


皆さん、こんばんは。

ピアノ指導歴28年。

これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、

兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪

今回は、

「ピアノって、何歳から習うのがいいの?」

という事について、お伝えしていきます。



これって、私が子供の頃から、

そして講師になってから現在に至るまで、

ずっと語られて来ている事なんですよね・・・



「早期教育が良い」

「いや、早く始めても大して変わらない」

「いやいや、早いに越したことないでしょ!」

「でも、

小さ過ぎたらレッスンにならないんじゃ…??」


などなど…


色んな事を、思われると思うのです。


私が長年(もうかれこれ講師歴27年になります…

何気に意外とベテラン)

ピアノを指導してきて思う事は、


「習いたいときにどうぞ!」です。


え…?

と思われると思いますが、


そもそも

ピアノを習って、どうしたいのか

と、いうことによって、

「習い始めた方が良い時期」

は変わるからです。


例えば、

将来ピアノの専門に進ませたい…!

とお考えならば、



やはり

小さいうちから習わせる方が良いです。



それは、音感とリズム感は、

小さいうちの方が付きやすく容易で、



専門に進むには、

「音感とリズム感がある事が必要」

だからです。


特に「絶対音感」は、

訓練開始年齢が6歳半まででないと、

付けるのが難しいと言われており、


実際に、

6歳を過ぎてから訓練を開始した子で、

絶対音感が付いた子は、

それより小さい年齢から訓練を始めた子供より、

少ないのです。


何故、専門に進むのなら、

音感が付いていた方が良いかと言うと、



そもそも、


音楽の基本は「聴く事」


であり、



自分の演奏している音を、

しっかりきちんと聴けなければ、

良い演奏は出来ません。


専門に進むには、

きちんと音を聴く能力がある

事が不可欠で、



それ故、

音高、音大の入試には、

聴音ソルフェージュの試験が

あるのです。


ですので勿論、

入学してからの必須科目に、

ソルフェージュは必ずあります


リズムも同じで、

リズムが取れない・・・という事は、

拍が取れない。



つまり、

何拍子の曲を弾いてるのか

分からない・・・

という事になります。



拍子が違ってしまえば、

作曲者の意図した曲とは、

全く違った曲を奏でる事になってしまう

んですよね。



リズム感がない子に多いのが、

休符がきちんと休めない

という事があります。




「休符も音楽」


ですから、


そこでお休みがある事は、

「とっても!大切」なのですが、



「音のあるところを弾けばいい・・!」

とばかりに、



休符を全部、

すっ飛ばして弾いてしまう・・・


当然、そんな演奏をすると、

その小節は

拍が足らなくなっているので、



その一曲の中で、

4拍子になったり3拍子になったり

している訳ですが、



リズム感がないと、

本人は全く気付いていない・・

という事になります。



そんな場合、根気強く、

横で拍子を取ってあげたり、

お手本を弾いてあげたりするのですが、

なかなか直らない事が多いです。



あと、

「メトロノームに合わせる事が出来ない」

という事も、

リズム感が無い子に多い事ですね。



曲には、指定されているテンポがあり、

曲中、遅くなったり早くなったりせずに、

一定のテンポで弾き通せないといけませんが、

(特に古典派のクラシック曲は)



遅くなったり、速くなっている事に、

気づけず弾いてしまうと、

何の曲なのか、

分からなくなってしまいます。



メトロノームをかけて

気づければよいのですが、



メトロノームに合わす事が出来ない=

テンポが揺れている事に

気付けないので・・・



このリズム感も、

生まれ持ったものもありますが、



やはり、

小さいうちから訓練をした子の方が、

リズム感が良い事が多いです。



入試の課題曲や、コンクールの課題曲などを、

「え・・?何拍子??」

といった感じで弾いてしまう人も、

結構多いのですが、



これもまた勿論、

拍子のよくわからない、拍感のない演奏をすれば、

入試もコンクールも通りません。


そして、専門に進むには、

「ただ小さい頃から習っていれば大丈夫」

なのではなく、



小さいうちから、

きちんと休まずレッスンに通い、


毎日きちんと練習する事


(ここ!とても大事!!)

必須です。


手指の発達は6~7歳辺りからですので、

本格的なテクニックの本を使うのは、

その年齢以降が望ましいですが

(あまり小さいうちから

無理な事を沢山すると、手を痛めます)


それまでに、

音感やリズム感をしっかり付けておくと、

先がスムーズに行きます。



専門に進まなくても、

「音楽の好きな子になって、

音楽を楽しめるようになってくれれれば」

という場合は、



学校にも通う

6~7歳辺りの年齢になってからの方が、



知的能力が上がって来ますから、

譜読みもラクになって来ますし、

集中力もあるので、



レッスンも、お家での練習も、

比較的スムーズに進ませる事が出来ます。



練習の習慣を付けさせる」

という、ピアノのお稽古には必須の事も、



小さい年齢の子供よりも、

保護者の方のご苦労は、少なくて済みます。



未就学の小さな子供に、

ご家庭での

練習の習慣を付けさせる事は

本当に大変・・!!で

 


小さいうちから、

ピアノを習わせる事の

「一番大変な部分!!」

だと思います。



レッスンでは、

こちらが30分のレッスン中、

子供が退屈しないよう、

数分ごとに違う事をするようにしていますし、



子供も小さいなりに、

「これはお稽古だから、

ちゃんとしないと」

と分かってくるので(年長さんくらいには)



飽きさせない工夫をすれば、

頑張ってくれる事は多いのですが、



お家だと甘えも出ますし、

アニメやゲームなど、誘惑もあるため、



上手く練習に気持ちを持っていけなければ、

ピアノの椅子にさえ座ってくれず・・・

という事になりやすいです。



でもこれは、

レッスン室でも「あるある」でして、

小さければ小さいほど、

「フリーダ~ム!」という感じで、



レッスンに来ても、

ピアノの下にもぐって出て来なかったり汗



ソファにダイブしたり、

ピアノの椅子に顔をくっつけて「先生、電気消して~・・」

と言ったり・・・

(寝る気やろ?(笑)みたいな・・・)



それを、

「先生、○〇ちゃんのピアノ聞きたいなあ~」

「今日聴けると思って楽しみにしてたんだよ?」

とか、



「ねえねえ!頑張って上手に弾いて、

ママに自慢しようよ!」

「そしたら、今日頑張りましたよ!

って先生もママにお話し出来るし♪」

とか、



色々色々・・・

言葉かけをして、

ピアノの椅子に座るよう誘導して、

嫌がっていたのを無理やり?(笑)弾かせて・・・



「わあ!すっごい上手やん!!

先生、びっくりしちゃった!!」



「こんなに弾けるなんて、

それじゃこっちの曲なんて、

もっと上手なんじゃない?

弾いて弾いて~♪」



などと言って、

どんどん弾かせるのですが、



子供も気分や調子があり、

小学生のように辛抱は出来ないで、



「今週はレッスンにならなかったな・・・」

という週もあるわけで、



個人差はありますが、

2歳や3歳くらいだと、

「1か月のうち、3週も駄目だった・・・」

「いや、今月全部駄目だった・・・」

という事も、あるんです。



そうかと思えば、

「おお!今月、毎週ちゃんと出来てる!!」

という月が来て、

「あ・・・またダメ・・・」

を繰り返し、



だんだん、

毎回きちんと出来るように

なっていくのですが、



そこまでが、「保護者の方の忍耐」

になりますので、



これこれこういう状態になると思いますが、

それでも小さいうちから習わせたいですか?

それとも、

もう少し大きくなられるまで待たれますか?」



と、お話しした上で、

レッスンを開始されるかどうか、

決めて頂いています。



ですので、結論。

冒頭にお伝えしたように、

「習いたいときにどうぞ!」です。



当教室では、1歳半のお子様から、

リトミック個人でレッスンをお受けしています。

(週一回20分 保護者同伴)



小さいうちから習う場合も、

大きくなってから習う場合も、

どちらも、メリット、デメリットはありますので、



ピアノを習ってどうしたいのか」によって、

お決め下さい。



もっと大きくなってから、

小学校入ってから、

中学高校生になってから、

社会人になってから習う場合については、



また、次回の記事で、詳しくお伝えします。



以上、

「ピアノって何歳から始めるのがいいの?」

その1

について、お伝えいたしました。



次の記事へ(「ピアノって何歳から始めるのがいいの?」)



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