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「ピアノ練習」手首が下がらないようにするには?

更新日:2021年10月18日

皆さん、こんばんは。

ピアノ指導歴28年。

これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、

兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪

今回は、

「ピアノ練習」

手首が下がらないようにするには?

について、お伝えします。



・手首下がる問題


これは、

「あ~!あるある・・・!」と、



特に、まだピアノを習って間もない、

小さなお子様を

お持ちのお母様方に

共通のお悩みだったりします。



なかなか、

直らないんですよねえ~・・・

どうしたら、いいんでしょうか・・・?



と、よく聞かれます。



はい!

これは、弾くときに、


①しつこく注意をする


②自分で手首を持つ


ことです。


①しつこく注意する

小さなお子様は、

筋肉も骨も弱いうえに、



習ったばかりでは、

思うように指も動かないので、



どうしても、

グッと手首を下げて、

手首に力を入れて弾いてしまいます。



これをすると、

指の力ではなく、手首の力を使って、

押し込んで弾いてしまうので、



指はいつまで経っても

強くなりませんし、



手首に力が入ったまま弾くと、

音も固い音になってしまい、

綺麗に響かせられません



でも、人間って賢いので、

「楽な方を自然にやってしまう」

んです。



子供も、

「こうした方がラク!」なので、

言わないと、



・手首は下がって力が入ったまま

・指はベタ!っと伸ばしたまま


で弾いてしまいます。



ですので、お家でも、


「諦めず」

「しつこく」

「何度でも」


「手首を下げない」

「力を抜く」

「指を丸く」


は、言ってあげて下さい♪



「おゆび、丸く」に関しては、

基本はそうであっても、



レベルが上がれば、

指は伸ばして弾くこともありますし、



どんな曲のどんな箇所でも、

丸くしては弾きませんが、



丸くしないと第一関節が、

つぶれたまま強くならないので、



まずは「お指は丸くして

指先が潰れないようにして

弾きましょう♪



②自分で手首を持つ


片手ずつ練習し、

弾いていない方の手で、

弾いている自分の手首を持ちます。



そして、

手首が下がらないように、

気を付けながら、弾きます。



こうすると、

自分でちゃんと

意識が手首に行きますし、



手首に力が入っていることも、

自分で凄く!よくわかります。



大抵、皆、子供でも

「あ・・・・苦笑」

になるんですよ(笑)



私、すんごい!

力入れてる・・・!」


って、わかるんです。



自分で分かると、

気を付けてくれるようになるので、

早く直ります♪



就学前幼児のお子様の場合で、

自分で手首を持って弾けない場合は、



始めは、保護者の方が、

手首を持ってあげて下さい



・レッスンでのお話し


以前のレッスンで、


小学1年生のT君が、

あ!そうそう!

僕、こうしなくちゃ

と、片手ずつの箇所で、



空いてる手で、

弾いている手の手首を、

「くっ」と持って、



手首が下がらない様にして

弾き始めました。



これは先々週、

手首がどうしても

下がってしまうT君に、



弾くこと自体は

易しいバーナムで、


・指の形に気を付ける事

(関節が潰れないように)

・5の指を外側に寝かさない事

・手首が下がってしまうようなら、

もう片方の手で

助けてあげながら練習する事


を注意して、伝えたのですが、



先週お休みがあったのに、

それをしっかり覚えていて



「手首を下げない」

と気を付けて、

お家でも練習したとの事でした。



T君は、昨年から、

レッスンは一人で受けていて、



お母様が

レッスン終わりに見えるので、

そこで

「今日のレッスンの様子」を

お話しするのですが、



お母様頼りではなく、

自分できちんと

どこに注意して練習するのか

という事を、

しっかり覚えて帰ってくれてるんです♪



これはとってもとっても!

大事な事ですね。



大人の生徒さんでも、

私が注意したことを、

帰ったら忘れてしまい、



次にレッスンに来られた時に、



「すみません・・・

ここって、

こうでいいんでしたっけ・・・?」



と仰る方って、

結構多いのですが、

大抵、間違っていたりします・・苦笑



そうなると、

前回のレッスンの意味が、

ほとんどなかったこと

になってしまうですよね~・・・




お家での練習の仕方を習う

というのが、

レッスンの基本ですから、



間違って覚えて帰ったり、

覚えていなくて、

お家で適当に弾いてきてしまうと、



その癖が付いてしまっていて、

レッスンで正しく

弾いてもらおうとしても、

なかなか直りません



レッスンでは集中して、

しっかり覚えるようにする事



それが難しければ、

録音するのが良いのですが、



帰ってから、

それを聴くのって、

結構面倒だったりします。



ですので、一番いいのは


帰ってすぐ、

レッスンで

言われたことを

練習してみる」事。


もしくは


注意点を書きだす」事。


です。


私もいつも、

自分のレッスンを録音してますが、



その事実に頼って、

集中して聴けてなかったり

弾くのに必死という話もある・・・



帰ってから聴きなおすのも、

時間もかかり大変なこともあって、



出来る限り

レッスンで言われたこと

を正しく記憶する


帰宅してすぐ、

注意点を書込みながら

軽くさらう


ということをしています。



T君には、

そういうことを

言った事はないのですが、



今回、

しっかり言われたことに

気を付けて練習出来ていて、

先生、感激~!!



教えがいがありますね♪



いつも元気で

屈託のないTくんですが、



しっかり考えて

練習してきてくれて、

とても嬉しいです♪



受けたレッスンを

最大限に生かすために、



忘れないうちに、

しっかりさらう習慣を付けましょう♪


以上、

「ピアノ練習」

手首が下がらないようにするには?

について、お伝えしました。



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