皆さん、こんばんは。
これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、
兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪
今回は「ピアノの補助ペダル」の種類、おススメ品について、お伝えしていきます。
ピアノを小さいうちから習う場合、必要になってくるものの一つとして、
「補助ペダル」があります。
ピアノのペダルは3本ありまして、
一番よく使うのが、右端の「ダンパーペダル」で、
これは「開放弦」になるものです。
「踏むと、音が響く」ペダルです。
小さなお子様は、このぺダルに足が届かないので、
「補助ペダル&足台」を使用しますが、
色々と種類があり、各メーカーが似たようなものを作っていまして、
お値段も色々で・・・
また、年々、新しい補助ペダルが発売されていて、
どれを選べばいいのか、分からなくなりますよね。
「選ぶポイント」としては、
・お子様の年齢と体の大きさ
ですね。
製品によって、
調整できる台の最大の高さ、
低さが違うので、
ここを良く見て購入しないと、
「折角、購入したのに使えない・・・」
なんてことになってしまいます。
では、おススメ1点目。
就学前のお子様だと、数ある補助ペダルの中でも、
高さが一番高く設定出来る(床上26cm)
①「M-60」シリーズ↓
(メーカーさんによると、身長110cm前後のから使用可能)
当教室でも、ペダル付き足台は、こちらを使用しています。
このペダル、一時、製造中止になっていたのですが、
今は販売されています。
そして、今はさらに進化版として、
設置時に、ペダルをかける位置が分かる(透明になっています)
「M-60R+」
が販売されています。
↓
コレ!すごくいい!!
ですね!
普段のレッスンの時もですが、
舞台上でセッティング時に、
元のピアノのペダルに金具をかける際、
この位置が見えない為に、とても設置に時間がかかりますし、
M-60を含め、他のペダルだと、
横からでないと、設置面が見えないので、
右利きの人が設置しやすい、右側から操作しようとすると、
お客様の方に、お尻をを向けてしまう事になってしまうんです。
そうならないように、
左側から操作しようとすると、
非常にやりにくく、
コンクールで、緊張しているときなど、
余計に設置に時間がかかってしまって、
お母様方も、焦ってしまわれる事が多いんですよね・・
でも、これは良いです♪
うちの教室のペダルも、駄目になったらこれにしよう・・!
と思いますが、滅多なことで壊れませんので・・・
(当教室の「M-60」は、もう25年くらい、使っています)
ペダルにかける部分も、
2段階になっていて、
段差を付けて変えられるようになっていますし、
高さもM-60より、
さらに低く設置できるようになっている上に、
その高さの変更も、早く昇降できる仕様
になっています。
お値段が、少し上がっていますが、
その価値は、十分にある!
と思います。
ですので、M-60を買うなら、
「M-60R+」の方が、絶対!おススメです♪
そして、完全にまだペダルは取れないから、
あと数センチ、台が欲しいんです・・・!
という年齢が、
お子様の体格にもよりますが、
小4から小5辺りのお子様ですね。
その場合に良いのが、
おススメ2点目。
②「アシストペダルスツール」と「アシストペダル」↓
台の高さも2.5cmまで低く出来ますし、
ジョイント金具で、ペダルの高さも変更できます。
ペダルも、足台付き補助ペダルより軽いので、
足の力が弱いお子様でも、
踏みやすいです。
少し遊びがあるので、
ぐらつきが気になりますが、
六角レンチで調整できます♪
当教室でも、少し大きくなった生徒達には、
こちらを使用しています。
大体、背の高い小5から、小柄な小6の生徒くらいまでは、
こちらの足台を使用しますね。
レベルが上がってくると、
左側の「シフトペダル」
*弦を打つハンマーがずれて、
打つ弦の数を減らし、
ハンマーの当たる位置がずれる為、
弱く柔らかい音になります。
も、使用しますので、
ペダルは忘れず2個ご用意下さい。
あと、おススメ3点目。
これは、そのうち是非欲しい!
と思っているもので、
③「フィットペダル」と「フィットボード」
このペダルとスツールを知ったのは、
師匠の、池田寿美子先生のレッスン室でして、
少し変わった、
凄く良さそうな補助ペダルでしたので、
どこでお買い求めになったのか、
先生にお尋ねしたところ、
「使わなくなったから、お教室で使って下さい」
と、生徒さんから頂いた・・との事で、
ピアノ指導者として有名な、
根津栄子先生が考案された、
スツールとペダルです。
アシストスツールもペダルも、
とても良いのですが、
金具を操作して、
高さを変えないといけないので、
結構、時間がかかります。
ですので、予め、
一人の生徒用に合わせると、
簡単には高さをえられないのですが、
フィットボードは、3枚のボードを、
重ねたり外したりするだけなので、
とても簡単で、
舞台上でも、素早く高さの変更が出来ます。
ですので、私のおススメは、
3点中のこの2点。
・就学前幼児から小2、小3辺りのお子様には
「M-60Rプラス」
・小3から小5、小6あたりのお子様には
「フィットペダルとフィットボード」
です。
それぞれ、結構お値段が張りますので、
ちょっとお高くて、お財布に厳しいです・・・
と、いう場合は、
これらのペダルを、
「ヤフオク」や「メルカリ」で探されるのも一案です。
新品の3分の1から、
場合によっては、
5分の1くらいのお値段で入手する事も可能
ですので、お得ですね♪
また、当教室でも、
不要になったペダルや足台を、
教室の生徒さんで必要な方に・・・と、
安価でお譲りされる場合もありますので、
タイミングが合えば、
良いものがお安く入手可能です。
(グループラインでお知らせしています)
色々、新しくてよいものが、
どんどん!出てきますので、
非常に迷う所ですが、
迷われた場合は、
各自、お世話になられている先生に、
一度、相談されると、
良いアドバイスが頂けるかと思います。
以上、「ピアノの補助ペダル」の種類、
おススメ品について、
お伝えしました。
お問い合せ&ようこピアノ教室HPはこちら♪↓
Comentários