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「ピアノ練習」マムシ指はどうすれば直せるのか?

更新日:2021年10月27日


皆さん、こんばんは。

ピアノ指導歴28年。

これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、

兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪

今回は、

「ピアノ練習」

マムシ指はどうすれば直せるのか

について、お伝えします。



皆さん「マムシ指」って、

ご存知ですか?



指の第一関節が、

「ペコ!」って潰れてしまう、

指の事です。



主に、ピアノを習いたての

手の関節がっかりしていない

小さい子供に多いですね。



私の手では、どうやっても

関節が潰れないので・・・



マムシ指になってしまう、

習って間もない

生徒さんの手で。



横から見たところ↓

上から見たところ↓

しっかり(?(笑))

潰れてしまってますね・・・



これの直し方は、


とにかくしつこく、

レッスンでもお家でも

指の形を注意する。


これに尽きます!



小さい子供にとって、

指を動かすだけでも、

とっても大変!なので、



その都度、指の形を注意しないと、


・お指は伸びたまま

・マムシ指のまま


に、なってしまいます。



前回のレッスンで、

指の形を注意をして、



ふんわりボールも握ってもらって、

「このボールを潰さないように、

ふんわり持った形のまま、弾いてね

と伝えても、



楽譜にも「おゆびをまるく」

と、書いていても、



お家で、一生懸命、

頑張って練習しているうちに、



伸びきった指だったり、

マムシ指に、

戻ってしまったりしているので、



しつこくしつこく・・・



「おゆびのココ、つぶれないようにね」

「おゆびの先、下にむけるんだよ~」

「おゆびはまるくだったね」



と、注意し続けます。



割とすぐ、

良い指の形で弾いてくれる子と、



なかなか、指の形がなおらない子と

いますが、



諦めず、言い続けていると、



だんだん、

指の骨もしっかりしてきますし、



この形の方が、

芯のある、いい音が出るし

弾きやすい!



と、

子供も気付いてきてくれるので、

形も良くなってきます。



今、マムシ指を直す・・・

という話をしていますが、



そもそも、


・マムシ指がどうしてだめなのか



マムシ指って、

画像でも出しましたが、

「ペコ!」と、ゆびの第一関節が

潰れてしまうことでしたね。



の記事にも書きましたが、



ピアノの鍵盤の先には、

フェルトで巻かれたハンマーがあって↓

それで、張られている弦を打って、

音を出している訳ですが、



ゆびの第一関節が潰れた状態で、

鍵盤を押さえると、



しっかりした力で、

ハンマーを動かすことが出来ないわけです。



レベルが上がってくると、

柔らかい音を出すために、

わざと指を伸ばして、

指の腹で弾く・・

という事もしますが、



まず基本は、

指の関節をしっかりさせて、

弾く事が大切です。



また、


・指を丸くして弾く理由


としては、



指を伸ばして弾くと、

こんな感じに、

鍵盤を弾く位置がばらばらになります。

鍵盤の、

白鍵の下の方を弾いている指や、

黒鍵の奥の方を弾いている指があり、



弾くポジションがバラバラです・・・



でも、指を丸い形にすると、

一本線に近いポジションで

弾く事が出来るので、

動きに無駄がなくなり



速く弾かないといけない

パッセージ(楽節)でも、



ラクに、

素早い動きが可能になりますし、

音の粒もそろいます



ですので、

先生方は、レッスンで諦めずに、

繰り返し生徒に伝えましょう



保護者の方も、

お家で練習を見てあげるときは、

繰り返し伝えてあげて下さい



皆さんが、粒のそろった綺麗な音で

ピアノが弾けるようになって、



どんどん上達していってくれると、

嬉しいです。



以上、

「ピアノ練習」

マムシ指はどうすれば直せるのか

について、お伝えしました。





ようこピアノ教室HPはこちら♪↓

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