これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、
兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪
今回は、
「譜読みを丁寧に行う事の大切さについて」
お伝えしてきます。
今日の夜レッスンだった、
小学5年生のYちゃん♪
先週発表会の曲が決まり、
ツェルニー30番の2番と、
発表会の曲を練習中です。
どちらかというと寒がりのYちゃんが、
教室に入ってくるなり、
「暑っいいい~・・・!」と。
他の子は、私が寒い・・!
と思っていても、
丁度いい♪
と言う事が多いので、
エアコン入れて、
私は長袖を羽織っている訳ですが、
Yちゃんも、いつも寒いようで。
いつも夏場、Yちゃんの時は、
エアコンを切ったり、
設定温度を上げていたのですが・・・
私「珍しいね・・?どうしたの?!」
Yちゃん「今日暑かったから~!」
と言いながら、
バッグから楽譜を取り出し、
ニコニコしている様子を見ると、
どうやら、
かなりしっかり!
練習をしてきた模様♪
Yちゃんは、気持ちが表に出やすく、
その日の気分や、
その週の練習状況が、
とても、分かりやすいです。
寒がりのYちゃんが、
暑いって言うなんて、
気合がはいってるのかな~(笑)
と、思っていたら、案の定・・・
「こっちから弾く!」
と、発表会の曲の楽譜を開きました。
(大抵は皆、
テクニックの本から弾く事が多いです)
湯山昭さんの「お菓子の世界」から、
「バウムクーヘン」です♪
(3ページあります。こちらは1ページ目↓)
湯山昭さんの、有名曲ですね!
発表会でもコンクールでも、
良く演奏される、
綺麗で可愛らしい曲です。
この辺りのレベルの曲になると、
「指番号」が少し複雑になってきます。
そして、この「指番号」を、
しっかり!守らないと、
弾けない所が多くなり、
最初に適当に弾いて、譜読みをしてしまうと、
指がそれを覚えてしまって、
後から直すのに時間も手間もかかり、
とても大変・・・!になります。
ですので、
「ゆっくり少しづつ」で良いので、
丁寧に、きちんと、楽譜通りに、
練習する必要があります。
Yちゃんは、
「どんな曲も楽々すらすら~♪」
という、器用なタイプではなく、
出来ない所を、コツコツと、
毎日毎日・・・
丁寧に、練習を積みあげてきた子です。
習い始めたのは、
小学校に上がると同時だったので、
決して早い開始年齢ではなかったのですが、
毎日、余程の事がない限り
練習を休まず、
丁寧な練習を頑張ってくれたため、
テキストレベルは、
Yちゃんより早くから習っている子を抜いて、
今、7人いる小学5年生の中で、
3番目です♪
今日も、指番号正しく、
きちんと練習して来ていたので、
音が飛ぶところの、指の運び方や、
腕の持って行き方などを
指導する事が出来、
そこも、
余裕をもって注意が聞けたので、
とても綺麗な指運びが出来、
たくさん褒められて、
ゴキゲン♪で帰りました♪♪
練習をしっかり丁寧に頑張る
↓
褒められる
↓
また頑張ろう!と意欲がわく
↓
練習をさらに頑張るので上手くなる
と、良いループが繋がっていきます。
一気に早く適当にやってしまうと、
折角練習したのに、
「あそこが違う」
「ここが間違っている」
「この前注意したことが
出来ていない!」
と、あちこち注意される羽目になり、
それが何回も続くと、
「ちゃんと、注意されたことを
出来るように練習して来ないと、
レッスンの意味がないよ!」
と、叱られることになり、
やる気のモチベーションも下がってしまうので、
「最初の譜読み」は、きちんと
丁寧に、しましょう♪
以上、
「譜読みを丁寧に行う事の
大切さについて」
お伝えしました。
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