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「大阪音楽大学 指導者研修レポート」その1 小さな子供のレッスンについて

更新日:2021年5月18日


皆さん、こんばんは。

これまでに数百名の生徒に指導をしてまいりました、

兵庫県豊岡市の「ようこピアノ教室」向原葉子です♪

今回は、以前に受けた母校である「大阪音楽大学」が、受講希望者に毎年夏に行っていた、

研修に行った時の内容、感想をお伝えしていきます。



この講座、以前は毎年行われていまして、凄く勉強になるし、講師の知り合いも増えますし、毎年楽しみにしていまして、



行けない時があっても、レポートが広報誌に掲載されるのを、いつも楽しみしていました。



でも、数年前になくなってしまいまして・・・

大変残念です・・・



私が行っているときでも、そんなに受講者が多くはなかったので、

受講者が減ってしまって、開催が難しくなったのかなあ・・と、思ったりしているのですが。



しかし、もう7年も前になるんですねえ~・・・

お陰様で、生徒がどんどん増え、毎年この研修が行われる時期は、

夏のコンクール前の忙しい時期の平日で、



しかも私は遠方なので、泊りでないと参加できず、

次第に行けなくなってしまいましたから・・・



でも、本当に色々、楽しく勉強になる講座が盛りだくさん!でしたので、

その時の記事を、こちらにアップして、皆さんと共有できれば・・と、思います。



では、どうぞ!


8月1日、2日と泊りがけで、

母校の指導者研修に参加してきました。



1日(金)ピアノ指導 応用編 【1限目】

講師:植田 理恵子先生

「あっとおどろく”わはは”なレッスン!」

~生徒を長続きさせる、レッスンの工夫と秘訣~



この講座、スゴく面白かったです!



受講枠は30人だったはずですが、その倍近く受講者がいて

先生もマイクをご使用でしたが、



いや、いらないでしょ~・・!

っていうくらいお声が大きく、とってもパワフル!!



何度もマイク、ハウリング起こしてました(笑)



講義を受けている先生方の、恐らく皆さんが、

「植田先生のレッスンを受けている気分」だったのでは、と思います



こんなレッスンだったら、

特に子供は、毎回レッスンに来るのが楽しみなんじゃないかな~♪

と思うくらい、爆笑だらけなんです。



でも・・・

こんな「スゴイこと」、皆さん出来ませんよねえ~・・・

とも・・・



何故かというとですね・・・



曲のイメージを沸かせるために、植田先生は、

その生徒が弾いている曲に合わせた扮装で、いつも待ち構えているそうなのです



モーツァルトの曲なら、

ナントドレス姿にくるくるカツラ姿で待っていたり



パイレーツオブカリビアンなら、ジャック・スパロウよろしく、

帽子をかぶり、海賊になりきって、

「おうっよく来たなっ!待ってたぜっ!ふははははっ!!」



と、出迎えるんだそうです・・・



す、凄すぎる・・・



慣れている生徒さんは、「またか・・・呆」

みたいな顔をされたりするらしいのですが、



最初はびっくりするし、かなりのインパクトですよね~



実際、かなり気分は乗ると思います♪



私も、曲についてイメージを沸かせるために、

色んなお話をすることはありますが・・・



コスプレまでは・・・・汗



植田先生は、声楽科のご出身との事で「なるほど~」

声楽科出身の先生は、バイタリティ―とアイデア溢れる方が多いですね♪



その出たアイデアを「恥ずかしがる事無く出来る」というのも、

声楽科出身の先生の強みですね。



ピアノ科出身者には、ちょっと・・・・汗



私も、ヤマハ時代には、着ぐるみを着させられて「いもむし」になって、

演歌を歌わされたり、



「セーラームーン似」な衣装を着させられて、踊らされたり・・・



色んなことをさせられてきたので、

「羞恥心の線」がいくつか切断されている部分はありますので



出来ない事はないですが、

そこまでやると逆に生徒が引くかもしれませんね~・・・w



曲の雰囲気に合ったCDをかけて出迎えるとか、

そういうことでも・・・と、おしゃっていまして、



参考に出来そうな事も色々教えて頂きました。



うちの教室は小さい子が多いので、色々、ネタを考えたりしていますが、

仕入れないと、ネタも尽きてきますからね~



色々、たくさん仕入れましたから

さらに熟考したうえで、レッスンでいろいろやってみたいと思っています。



割引もきいたので、ご本も2冊購入してきました♪

小さな子供の場合、集中力は長くは持ちません。

ですので、いかに飽きさせないか・・・・!が、大きなポイントとなって来ます。

(*「ピアノ初心者のレッスン内容」という記事にも詳しく載せています。)



私は、3~4歳の就学前幼児の場合、

30分のレッスンの間、


・歌ったり

・リズムを叩いたり

・ピアノを弾いたり

・音感訓練をしたり


を、色々品を変えて、数分ごとにやっています。


座る場所も、ピアノの椅子にずっと座らせず、

リズム訓練する時は別の机、音階を歌う時は、鍵盤シートの前。など、



子供が気分を変えてられるよう、

わざと、あちこち移動させています。



子供が飽きてきそうな雰囲気を察知したら、

「すぐ!別のこと」にチェンジです。



そうすると、

え?もう終わりなの?まだやりたい!!

という言葉を引き出せるんです。



帰りたくなくて泣き出す・・・(笑)という弊害もあるにはありますが、

行くのを嫌がって泣いたりするより、当然断然!いいですよね♪



以上、「大阪音楽大学 指導者研修 その1」~小さな子供のレッスンについて

をお伝えしました。

その2に続きます。



お問い合せ&ようこピアノ教室HPはこちら♪↓

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